ナンバリングコード例

 大阪大は2017年度から、科目ごとに内容や難易度などを数字とアルファベットで表す「科目ナンバリング」を導入すると、大学公式ウェブサイトで発表した。科目の分野や履修レベルを明確にし、教育課程を体系的に明示することを目指す。

 科目ナンバリングで使うコードは、数字とアルファベットを組み合わせた11桁で示される。16年度までのシラバスに記載されている時間割コードとは異なり、違う科目でも内容や難易度が同じなら同一のコードが付く。また、いくつかの分野にまたがる科目には複数のコードが付く。

 ナンバリングの導入で、科目の学問分野やレベルを把握しやすくなり、自分に合った履修計画を立てることが容易になると期待されている。

 ナンバリングは神戸大や東北大、同志社大などでも導入されており、他大の科目と阪大の科目を比較できることもメリットの一つ。大学ごとにナンバリングの仕組みは違っていても、各大学が公表したナンバリング方法を見れば、他大の授業内容を知ることができる。

 教育・学生支援部の担当者は「他大の導入例も参考にし、開講されている科目を全ての学生に同じ条件で分かりやすく提示できるように努めた」と話す。

 今回の導入は、阪大が改革の指針を策定した「OUビジョン2021」の一環。大学の教務システムを国内外に明示するための制度の一つとして始まった。

 当初、全学での導入は21年度の予定だったが、新KOANの運用に合わせて前倒しでの実施となった。ナンバリングコードはシラバスで公開され、新KOANにも掲載される。