人間科学本館と生命機能研究科の建物の間にある駐車場で10月8日、車3台が炎上する事故があった。爆発のような音も聞こえ、火柱も目撃されている。発火の原因は車両の機械不良で、事件性や車両所有者の過失はなかったという。けが人はなかった。

 本部事務機構の警備室に一報が入ったのは午後5時14分のこと。通報を受けた警備員が現場に向かう間も、爆発音が4、5回ほど聞こえたという。音に関して大阪大安全衛生管理部では、タイヤの破裂音だったと考えている。

 消防署の消火作業は午後6時頃終了したが、事故の影響で当日は事故現場前の中央通りに交通規制が敷かれ、東門は車の通行ができなくなった。帰宅する車両などは千里門へ誘導されている。規制は午後7時ごろに全面解除された。

 警察が事故車両を持ち帰り調査したが、機械がトラブルを起こした原因は特定できなかった。放火や火の不始末によるものではなく事件性もないため、大学として事故へのさらなる対応は考えていないという。

 今回の事件で火元となった車の所有者で、大学の業務を請け負っている会社の職員は、阪大POSTの取材に対し「警察の見解では本人の過失なし、事件性なし、詳しい原因が特定できないとのことだが、自分の車が火元となって他の車2台に延焼してしまった。非常に心苦しく取材を受ける気持ちにはなれないので、遠慮したい」としている。