学生自身の手で図書館に置いてほしい本を選ぶ「学生選書」が9月28日、MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店にて行われた。当日は、外国語学部や文学部、経済学部といった文系学部から、基礎工学部や理学部といった理系学部まで計9人の学生が集まり、選んだ本の総数は100冊以上にも上った。

 学生選書の参加者は1人当たりおよそ3万円の予算を目安に、専門書などを選んだ。大学で中国に関して学んでいる小川智之(外語・4年)さんは「卒業論文で自分が読みたいと思った本を中心に、中国の経済・金融についての書籍を選んだ」。将来大学院での研究を考える荒木亮(基礎工・3年)さんは「自分の研究に関する本を選んだ。図書館の本はさまざまな学生が手に取るから、あまり専門性が強くなりすぎないように心掛けた」と語った。その他の学生からは「選んだ本がすでに図書館に置いてあって、改めて蔵書の多さを知った」「自分の選んだ本を他の人に読んでもらえるのか考えながら選ぶのが楽しかった」といった意見が聞かれた。

 学生選書は2007年に始まり、16年度で10回目の開催となった。附属図書館の専門職員で今回のイベントを担当した久保山健さんは、学生選書を「学生が普段と違う視点で本を見ることができる良い機会」とし、17年度以降も続けていくことに意欲を示した。

参加者は作業後にクリアファイルなどの特典を受け取った(撮影=嶋田敬史)
参加者は作業後にクリアファイルなどの特典を受け取った(撮影=嶋田敬史)