現役大学生だけで経営する個別指導塾「藤野塾」が、今年1月、梅田に開校した。当初は大阪大生3人のみで構成されていたが、後に神戸大生を1人加え、現在4人で指導・運営に当たっている。塾長を務めるのは基礎工学部2年の藤野立紘さん。塾長とはいうものの立ち上げに関わった3人は対等。形式上代表になっただけだという。
 藤野さんは教師を志望しており、自身の技術向上も兼ね中高生に勉強を教えたい、という思いは元々あったという。しかし、「初めは起業する気はなかったが、成り行きでこう(起業する形に)なってしまった」と語った。
 起業せずに塾講師業で報酬を得ると法に抵触してしまうことが、塾開校の理由だという。実際に塾を立ち上げるかどうか悩んだが、他2人の後押しもあり起業に踏み切った。
 生徒一人一人に合わせた指導を売りにする藤野塾。藤野さんは「集団の授業についていけない子供たちを何とかしてあげたい」と語る。現在の生徒数は10人程度で小規模ではあるが、現状の指導人員を考えるとちょうどいいという。
 1月にウェブ上と紙面で告知をした他には宣伝をしておらず、口コミで評判が広がるのに任せている。今後も事業拡大の予定は特に無く、自身の学業などを圧迫しない程度に運営していく予定だ。