ついに待望のKOANの公式アプリがiOSでリリースされた。開発を行ったのは林良祐さん(理・3年)で大阪大がデザインや管理などを手掛けた。自動ログインや掲示板、時間割機能などが搭載され、「アプリを開けばパッと使える」ようになっている。

 林さんが開発を始めたのは昨年末。スマートフォンでのKOANの使いにくさに不満を抱いたのがきっかけだ。1週間ほどでアプリを開発しAppleの審査に送った。しかし結果は「リジェクト」。阪大生しか使えないアプリは認めていないというのが理由だった。

 転機が訪れたのはその直後。林さんのアプリを目に留めた阪大・クリエイティブユニットの伊藤雄一准教授から、阪大の公式アプリとして出さないか、と誘いを受けることに。デザインや大学内での調整で協力を得て、公式アプリとしての公開までこぎつけることになった。

 「早く欲しいという声もあり無事リリースできて良かった」と話す林さん。今後は、バグや問題点の修正に専念するつもりだ。「(審査に出した頃から)時間がたって、スキルが上がってきた。もっともっとできることはあるので、時間の許すかぎりやってみたい」と改良に燃える。改善や要望の声もできるだけたくさん欲しい、とのことだ。

 なお、公式KOANアプリのダウンロードは阪大公式ホームページ(http://osku.jp/koan-app)で可能となっている。また、すでに公開されているAndroid用KOANアプリの公式化や授業支援システムCLEのアプリ化も、今後進める予定だという。