2007年度から稼働を始めた大阪大の学務情報システム「KOAN」。 履修登録やシラバス・成績の確認がWeb上でできるようになった。どのような仕組みで掲示が出され、ミスはなぜ生じるのか、改善は期待されるのか――。担当部署にあたる学務情報係の協力を得て、KOAN掲示板機能の現状に迫った。
 掲示を出すことができるのは阪大の教職員のみで、自らKOANを 操作し掲示を作成する。字数・添付ファイルに一定の制約があるが、掲示数に制限はなく自由に出すことが可能だ。「お知らせメール」(阪大生のメールアドレス宛に掲示情報を配信するメール)も、作成者の判断によって送信されている。
 同じ連絡が短時間に複数回送られたり、関係のない授業や学部・研究科の連絡が送られる例があるが、これらについて学務情報係職員は「システムの不具合とは考え難く、人的ミスによるものと考えられる」とした。掲示を出す教職員が操作を誤ったものだと推測される。
 最近では、ある現役の阪大生が非公式の「KOANアプリ」を作成し、更新やリニューアルを行っている。「公式」KOANの改良予定について、学務情報係は「お知らせメールの本文に(掲示のタイトルだけでなく)掲示内容を掲載できるよう、改良を検討」していると回答。数年前から変化のないトップページのWebデザイン変更は未定とした。
 限られた人員で業務に対応している学務情報係だが、「KOANをもっと活用して有意義な学生生活を送って」と阪大生に呼びかけた。がんばろうKOAN。