大阪モノレール「万博記念公園駅」前に19日、日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」が開業する。「プレオープン」する17、18日と19日のグランドオープン直後は多くの来客が見込まれ、周辺の大阪中央環状線や万博外周道路では交通渋滞も予想される。大阪大の学内連絡バス(再履バス)の運行にも影響を与える可能性があり、管轄する阪急バス千里営業所の職員らは不安を募らせる一方、緊急事態への備えに専念している。

 渋滞の予測について、ある職員は「ふたを開けてみないと分からない」とこぼす。土日・祝日や平日の夕方に比べれば、通学に関わる平日の日中は影響が小さく済むとみられるが、オープン直後は全く予測不可能に近い。これまで通りの時間感覚でゆとりを持たずに再履バスを利用すると、授業に大きく遅刻する危険性もある。

 渋滞した際の対応策として、阪急バスは増便の準備をしている。通常ならキャンパス間の巡回で十分に遅延なく運行ができているが、渋滞時は途中で別車両を代行便として次の停車場に急行させることで、ダイヤを遅らせないようにしようというものだ。また、オープン後は毎日、交通データを蓄積し、より効率的な対応策の考案に努める。「善処は常にします」と職員は言葉に力を込めた。

 なお、今回のオープンを機に現在のダイヤ・路線を予告なく改定することはあるかとの問いには、「ありえません。学生さん(を)混乱させますから」と話した。

学内連絡バスの運行路