8月24日に、平野俊夫前総長の壮行が大阪大学交響楽団の有志によって行われた。大学事務職員の呼びかけで実現し、会場には平野前総長ゆかりの面々が集まった。

 「(引退の)飾りにふさわしい演奏を」。開演前、ファゴットを務めた安積柊仁(あさか・しゅうじ)さん(文・2年)は意気込んでいた。1曲目はグリーグ作曲「ペール・ギュント」。続いてベートーベンの「7重奏曲」より 第1、6楽章が演奏された。曲が終わった直後、平野前総長は立ち上がり、「どうもありがとう」と声を掛けながら演奏者全員と握手。任期4年を駆け抜けた男の満面の笑みだった。

 総長を退任した25日には、大阪大学男声合唱団有志によって「大阪大学学生歌」、「全寮歌」、「Muss i den」、「Auld Lang Syne」が演奏され、大阪大学応援団からエールが贈られた。