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異文化理解の促進を 「ビデオを見る会」

 様々な外国の映画ビデオを上映する「ビデオを見る会」が、五月十日を始めに毎週木曜日、ひらかれている。【6月21日 大阪外大新聞=UNN】

 この「ビデオを見る会」を企画・実行したのは田中泰子教授(ロシア語専攻)。きっかけは「弱者の気持ちを、きちんと理解することの大切さを伝えたいと思 ったこと」と話す。その手段として「生の交流ができる、映画の鑑賞がてっとり早い」と考え、会の発足にいたった。
 人間関係にあるすべての問題を表現した映画を見ることで、外大という「様々な文化や価値観が存在する、特殊な環境」で生じるかもしれない「ちがうということへの誤解や差別」をなくす。そうして異文化理解をすすめていくことが、田中教授の目的だ。
 「ビデオを見る会」は毎週木曜日、A棟二〇七教室でひられている。昼休みからアセンブリーにかけて約二時間、世界各国の映画ビデオを見て過ごす。上映されるのは「多様な価値観の理解」や「痛み、悲しみなどの感情の共有」ができる映画。これまでにはアパルトヘイトや性差別を背景にした作品が上映された。
 映画を見る前に、「三分間解説」もある。五月十四日はタイを舞台にした作品「クラスメイト」の上映日であったこともあり、タイ語専攻の宮本マラシー助教授がタイの性差別問題や、それにまつわることわざなどを紹介した。
 この日参加したのは、女子学生十三人。タイ語専攻の学生は「専攻語の映画だから」と来た理由を話した。また、「印象は良かったので、感想文を書くようにしてはどうか」と提案し、他の学生との交流を求める姿勢をみせた。機械操作が苦手な田中教授の手伝いをしているという学生(ロシア語・三年)は「あやしい宗教団体だとか、お金を取るのではとか思われているところもあるようですが、決してそんなことはありません」と強調。「出入りは自由で先生の説明もあるので、ぜひたくさんの人に参加してほしい」と話す。
 田中教授は「教師と学生との共有時間がアセンブリーしかなく、さらに部活などがあるためなかなか人が集まらない。けれど、学生からビデオの紹介もきているし、二十人以上の先生から支援を申し出てもらっている」と現状について話した。いいビデオは図書館に入れてもらい、三分間解説をまとめることを考えているという。

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環境生活支援冊子 次は「エコマン」か

  昨年のオープンキャンパスで高校生に配られ、学内でも大好評となった「環境生活はじめちゃん」に引き続く冊子の制作が開発・環境基礎ゼミ1(火曜六限)の授業で始まっていることが五月十一日までにわかった。【6月19日 大阪外大新聞=UNN】

   「環境生活はじめちゃん」は「環境とライフスタイル」をテーマに、基礎ゼミ1の学生たちが野外実習などを通じて、半年間話し合ってきた結果をまとめた小冊子。冊子では、アニメ「天才バカボン」のはじめちゃんが大学一年生となり、大阪で一人暮らしをするという想定のもと、食やゴミ対策といった身の回りの生活で起こる疑問を解明していく。所々に会話を取り入れるなどして、読者に読みやすいものとなっている。
 今年は学生十九人を四班に分けそれぞれ独自のテーマを設定。各班ではリサイクル、川の水、エネルギー、エコ・ビジネスといった環境問題を日常生活の視点から改善していく知恵を集めた。発表は六月十二日で終了し、十九日からは製本に取り掛かる。
 六月十九日に行われた授業では製本に向けての大きな枠組みと仮タイトルが決まる。学生の代表が司会進行を務め意見を集める。話し合いはあくまで学生が主体となり、担当教官である三好恵真子助教授(開発・環境専攻)の軌道修正によって行われた。集められた意見を吟味した結果「環境にやさしい町づくり」をテーマにストーリーを展開することが決まった。
 討議が白熱してくると、タイトルを先に考えるかどうかで意見の対立も。現時点で仮タイトルをいくつか決めておいて、製作する段階で話しに沿うものにすることとなる。挙げられた十四のタイトルの中から、人気投票で八つまでに絞り込む。候補としては「あなたの町はどんな町?住みたい町はこんな町」(十五票)、「エコタウンに住みませんか」(九票)、「エコタウンにしてみませんか」(一票)、「エコムしてますか?」(六票)、「環境生活すすむくん」(五票)、「今来環境物語」(一票)、「エコシティ2001」(五票)、「われらの町にエコマンがやってきた」(四票)が。中でもエコマンについては「顔をエコマークにしてはどうか」といった具体的な案が出てくる。
 戸田祐子さん(国際関係二年)は「環境教育といった視点から、広い世代に受けいられるよう、大人の読む絵本みたいにしていけたら」と完成に向けて目を輝かせた。できた冊子は七月三十一日のオープンキャンパスで配られる。目標は千部、学内では学生課や図書館一階に設置される予定だ。

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インターンシップ講演会 関大就職課長が来校

 インターンシップ講演会が六月十四日、A棟一〇二教室で行われ、学部三年生を中心に約百人が来場した。講演を行ったのは、関大就職課長の若原尚さん。【6月14日 大阪外大新聞=UNN】

 講演は、インターンシップとは、関大でのインターンシップへの取り組み、今後の課題の三つのテーマで行われた。
 一九〇六年、米国で始まったインターンシップは、六十〜七十年代の同国の不況期に社会に浸透した。米国のインターンシップは『採用直結型』で、インターンシップ期間中に優秀と判断された学生には内定が与えられる。日本でのインターンシップは、社会貢献の一部、企業イメージ向上の手段と未だ見なされているものの、今春、松下電器工業が『採用直結型』のインターンシップを実施。若原さんも「日本でも、これからインターンシップと採用をつなげて考える企業が増えてくるだろう」としている。
 関大では、一九九七年度から大学主導のインターンシップを実施。学生のキャリアプランニング養成の一環として始められた同大学のインターンシップ事業は、学生への教育的効果がはっきりと確認されたことから一九九九年度から大幅に拡充。昨年度は八十八の受け入れ先に二百十二人(うち学生二人は米国内企業に派遣)の学生を派遣した。今年度からは、海外への派遣も米国、シンガポール、マレーシアの三カ国に拡充したという。
 講演の最後に若原さんは、一度中断した馬術でオリンピックに出場した自身の経験を例にだして「目的をもって前向きに生きて欲しい。そうすれば自然と高みに立てる。インターンシップは自分の実力を発揮する場であり、積極的に参加するとよい」と締めくくった。
 終了後、若原さんに直接質問する学生も見られ、学生のインターンシップへの関心は高い。学生課のインターンシップ関係の掲示板前には、帰りすがら足を止めた学生で人垣ができていた。

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一味違った古本屋 生協前に

 生協購買部前に古本屋がお目見えした。大型リサイクル書店とは一味違った品ぞろえに、学生はしばし足を止めていた。【6月5日 大阪外大新聞=UNN】

 出店したのは南森町に本店をかまえる三鈴書林(電話06−6357−1034)。五月三十日から六月六日の一週間に文庫、古雑誌、辞書のほか、レコードなど、生協の入口両脇に書籍が並んだ。大外大への(出張)出店とあって、辞書などの語学関係の図書が豊富に取りそろえてあり、文庫では絶版、入手困難なものが多い。
 店員の井上さんは「もっと興味の範囲を広げて様々な本を読んで欲しい。ベストセラー以外にも良い本はたくさんあるので、こういう機会を利用して今まで自分が読まなかったような作家、ジャンルに挑戦してみては」とアピール。三鈴書店では巷の書店では見れなくなった本を意識して仕入れ、大外大の出店でも文庫を中心に昭和二十年代に出版されたものが多い。次回の出店は十月。三年ごろ前から毎年一月、六月、十月の年三回出店しているという。見知らぬ本の背表紙から始まる新たな出いが楽しみだ。

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体育会総会 存在感のアピールを

 体育会総会が五月三十一日アセンブリーアワー、D棟大講義室で行われた。体育会に所属する参加が参加。会では、幹部の引き継ぎなど行われた。【5月31日 大阪外大新聞=UNN】

 一時十分に始まった同総会は前体育会副委員長の山内さん(男バレ・三)が「我々の代が出来なかったことをして欲しいと」挨拶。続いてキックボクシング同好会が二年後に部に昇格するという報告があり、拍手で採択された。その後幹部の引き継ぎが行われ、委員長を始めとする七つの部門が四十一代から四十二代へと交代。新委員長に就任した千崎さん(アメフット・三)は就任の挨拶で『結果』を出すことを強調。「学生課と連携してグランドの使用割当てを円滑にしたい。体育会各部へのバックアップを万全にして存在感をアピールし、一般の学生にも気軽に試合に来てもらえるような雰囲気作りをしたい」と意欲を見せた。会場には入部したばかりの一年生も多く出席。「クラブを通じて友達をたくさん作って欲しい。体育会主催の行事にも積極的に参加してさらに輪を広げて欲しい」と新事業部部長の脇本さん(男硬テ・三)。大外大は元々学生数が少ないうえに、募集人数の減少もあいまって体育会に所属する各部は人数不足に悩まされている。新事業部副部長の鹿村さん(ラグビー・三)は「楽しく、明るく、元気よく」と何よりスポーツを楽しもうと話した。  

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総代会 大学会館改修を正式表明

 大外大生活協同組合第24回通常総代会が五月二十四日に行われ、約四十人の総代が出席する中、昨年度の活動、決算報告、及び2001年度予算の承認、役員の選出などが行われた。【5月24日 UNN】

 大学会館二階集会室で行われた会議には各学科、専攻から選出された総代のほか、赤木学長をはじめとする大学側も来賓として出席。「生協のさらなる改革を期待したい」(同学長)と挨拶した。続いて二〇〇〇年度の活動報告が行われ、部門ごとに昨年の方針を振り返り、事業部門全体では約二百七十万の黒字となったことを生協側が説明した。
 続いて生協側が二〇〇一年度の活動方針及び予算の説明の後、議案討議がなされ、学生からの「教科書がすぐに売り切れる」「生協の開店時間を早めて欲しい、レジが混雑する」などの意見に、生協側は「教科書については更なる努力、生協購買部の問題については大学会館改修を機に漸次意見をとりいれ改善していく」と回答。食道が利用できない大学会館改修工事期間(八月~十二月)に関しては、「パンや弁当の販売強化や、複数の屋台を出店して学生の需要に対応したい」と理解を求めた。改修後は、基本食堂レインボーの座席数が四百席から約五百席に増加。サラダバーの常設、レジ台数の増加なども行われるという。
 議案討議後全ての議案は賛成多数で可決。二時間で会議は閉会した。専務理事の永吉勝明さんは「二十年間そのままだった大学会館改修が実現するということで大変嬉しい。これからも生協の改革を進めたい。大外大は自治会などの学生の意見を大学、生協と意見交換する場が少ないが、懇談会などを実施して学生の意見をもっと積極的にとりいれたい」と話した。

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新入生アンケート 第1印象は「山」

 新入生は外大についてどんな感想を持っているのだろうか。四月下旬、外大新聞は第一印象、入学前とのギャップなどについて新入生アンケートを実施し、十七語科の五十四人から回答を得た。【5月12日 大阪外大新聞=UNN】

 五十四人中、前期試験で合格したのは三十八人。後期は八人、その他が一人だった。
 入学の理由には二十二人が「言語が好き、学びたい言語がある」など外国語への興味を挙げている。国際文化学科の専攻が希望で、という回答もあった。外国人が多いという外大ならではの要素を挙げた人は少なく、逆に他大学の試験でうまくいかなかったからという理由もみられた。
 外大の第一印象は?という質問に対しては、複数回答であったものの三十二人が「田舎、交通不便、狭い」とマイナスイメージで答えた。他は人により様々で、まじめだと思った人もいれば、活気がないと感じた人もいた。
 思っていたより留学生との交流が少ない、とギャップについて答えた人は六人。同数で「意外と良い」「想像以上に不便」という回答があった。総合科目の強制や授業の抽選など、授業のシステムに驚きを覚えた人もいる。
 改善して欲しい点では、食堂を広くという回答が最も多く九人。次いでエアコンの設置、バイク通学の許可そしてバスの本数増加と続くことから、環境整備を求める声が強いようだ。そんな中にも授業数の増加や、総合科目が同じ時限にかたまっているのを何とかして欲しいなどの要望もある。また、行事を減らさないで欲しいという声もあった。

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学内分煙化始まる 大学側「時流に沿ったものでは」

 大外大構内で五月七日から、喫煙場所が指定された。これにより、A棟談話室など指定場所以外での喫煙が禁止されている。【5月11日 大阪外大新聞=UNN】

 喫煙場所の指定は、教官提案によるもの。その後設立された委員会が教職員対象のアンケートを行い、喫煙場所指定を支持する声が強かったため、分煙の実施を決定した。
 大学側は「女子学生の中にはかねてから、喫煙場所の指定もしくは構内禁煙を求める声があった。嫌煙権が確立されつつある世間の流れにも沿ったものだ」と話している。

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震災から七年 「ボランティア論」新開講

 今年度、総合科目として新たに開講した同授業を、二百人以上の学生が受講している。【5月2日 大阪外大新聞=UNN】

 震災をきっかけに計画され、今回経費の問題が解決したことなどから実現したこの授業では、先細りの感があるボランティア活動の促進や、学生と教官との連携強化を主な目標とする。内容は、前半を方法論や活動紹介など理論・講義とし、外部から講師も呼ぶ。後半は生徒をグループ分けし、実際に活動をしてもらうという形が予定されている。
 冨田教授(ベトナム語専攻)は、「(授業をすることで)視野を広げられるし、教える方も教わる方も手探りなので二者ともに成長していける」と期待を込める。また、学生に対しては「身の回りでできることや、外大生にしかできない国際的な活動を見つけ、ボランティアの意義を考えて欲しい」「長く続けられる、楽で楽しい活動をしてもらいたい」と方向性を示した。
 ただ、授業はリレー形式なので教授によって考え方は様々だ。冨田教授も「担当同士の接点はボランティアだけ」と言うこの授業に、柔軟な姿勢で臨むことが学生には求められている。 

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就職内定状況 昨年度より数パーセント改善へ

 二〇〇一年三月卒業者の就職内定状況(三月一日現在)が四月三日、わかった。全体の就職内定率は八〇パーセントの王台を回復。昨年より数パーセント改善している。【4月3日 大阪外大新聞=UNN】

 男女別では、男子が昨年の八九・九パーセントから微減した一方、女子で昨年より五パーセント以上の大幅な改善。大外大学生の七割以上を占める女子の改善が、全体の内定率の改善に寄与した。
 昼間主、夜間主別では、両コースの内定率差が、昨年の一二パーセントから二四パーセントに拡大した。昼間主コースでは四パーセント近い改善があった一方、夜間主コース卒業生の内定率が約八パーセント悪化したためだ。夜間主コースでは、女子の内定率も悪化している。
 全体的に就職内定率が改善している一方で、就職を希望する学生数は減少傾向にある。二〇〇一年三月卒業者の就職希望登録率は五八・三パーセント。昨年比で約六パーセント減少している。
 大外大就職指導室は、就職内定状況調査に不可欠な、学生の進路内定届提出に触れ「内定届の提出率が八割程度と悪く、正確なデータがでないばかりか、未内定者への適切な指導がしにくい状況だ」と話している。  

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なつまつり 今年は七夕に

 今年もなつまつりが開催されることが決定した。開催日は七月七日。多くの外大生が参加する夏の風物詩は七夕の夜空に彩られる。【5月10日 大阪外大新聞=UNN】

 今年のなつまつりは七月七日、午前十一時から二十一時、外大キャンパス全体を使って行われる(雨天決行)。メインステージで行われる数々のイベント、約八十店の模擬店、やぐらを囲む盆踊り大会など、数多くの催しが用意されている。芸能人や、プロミュージシャンによるゲスト出演などは無いが、昨年は約五千四百人の来訪者があった。
 年々規模が大きくなりつつあるが、二百人のなつまつり実行委員を束ねる委員長の森本尚子さん(ペルシア語・三年)は「学生の主体の手づくり感覚を大切にしたい。外部からのゲストは無いが、リニューアルを合言葉により皆に楽しんでもらえる企画を考えたい」と、意欲をみせる。
 例年盛況である女性への浴衣着付けサービスに加えて、今年からは男性にもサービスを行う予定。店論募集も幅広く行う予定であるが、特にフリーマーケットの出店に力をいれたいとしている。なつまつりの詳細は六月中旬からビラ等で告知される予定。
 七夕の当日はやぐらの周りに笹と短冊が用意され、来訪者は自由に書き込むことができる。しだいに暑さを増す季節は、七夕まで間もないことを告げている。

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「よりよい形に改革中」 副専攻語英語抽選

 今年度の副専攻語の抽選に関して、掲示そのものや、担当教官への直接交渉が廃止されたことに対する学生の不満が噴出。大阪外大新聞編集部で、問題の核心を探った。【5月8日 大阪外大新聞=UNN】

 今回の副専攻語英語の抽選では、学年暦の変更で抽選日程が例年より前倒しされたために、抽選の申し込みに遅れた学生が多く出た。教務課は「学年暦変更の決定が遅れたために、オリエンテーションや副専攻語英語の抽選日程の決定も遅れ、結果として掲示が遅れてしまった」としている。
 また、一部の学生が掲示の不十分さを指摘していることに関しては「掲示は学内数ヶ所で行っている。ただし十分だとは認識しておらず、次回以降、工夫していきたい。WEB上掲示板も検討の材料だ」(教務課)という。掲示の時期についても大学側は、前年度学期中から行いたいとの意向を示した。
 今回の抽選では、抽選に漏れた学生も多い。抽選用紙に希望を二〜三つしか書かないなど、学生に原因がある場合があった一方で、十コ以上希望を書いても、一つも当たらない学生も出た。
 昨年度までは抽選に漏れた場合、担当教官に直接交渉することで履修登録することができた。しかし今年度からは「昨年度は百九十人という大人数クラスもあった。教官への直接交渉をなくすことで、クラス規模を平均三十五人に抑えたい」(大学側)との意図から、教官交渉を廃止。代替措置として大学側は、教官二人による調整機関を設け調整にあたったが、調整機関の存在を知らず、フランス語など他副専攻語に流れる学生も見られた。
 大学側は「抽選を十全の制度とは思っていない。制度改革中だ。現在は過渡期で、様々な問題がある」と話す。抽選制度の以前は、専攻語によりクラスが固定されていた。当時の学生の:不満から現在の制度に改革されており、現在はさらによい制度への移行期といえそうだ。

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貿易商社、旅行会社など目立つ 2000年度卒業者内定企業

 二〇〇一年三月卒業者の内定企業が、就職指導室のまとめで五月五日までにわかった。朝日ユニバーサル貿易など貿易系商社、エイチ・アイ・エスなどの旅行会社への内定者が目立つ。【5月5日 大阪外大新聞=UNN】

 また、日本経済新聞社が三月一日までに調査した「大学生の就職希望企業ランキング」の上位二十傑企業への内定者数は合計で十三人(女子六人)。大外大の女子比率(約七割)を考えると、女子学生が苦戦している様子が読み取れる。

  ●大学生の就職希望企業ランキング(3月1日・日本経済新聞社)
 1位 ソニー
 2位 NTTドコモ
 3位 東京海上火災保険
 4位 東京三菱銀行
 5位 トヨタ自動車
 6位 松下電器産業
 7位 三井住友銀行
 8位 全日空空輸
 9位 サントリー
 10位 NEC
 11位 JTB
 12位 ホンダ
 13位 日本航空
 14位 日本銀行
 15位 日本IBM
 16位 みずほフィナンシャルグループ
 17位 NHK
 18位 東海旅客鉄道
 19位 三井物産
 20位 富士通

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学内で喫煙場所を指定へ 5月7日から

 喫煙場所についての掲示が四月二十四日、構内の各所に赤木攻学長名で掲示された。五月七日から喫煙場所を指定するとし、学生の理解と協力を求めている。【4月24日 大阪外大新聞=UNN】

 掲示は具体的な禁煙場所について言及していないが、建物の内外を問わず指定場所以外では禁煙となる。掲示はそうした喫煙マナーを守ることで、快適な学園生活を送ってほしいとしている。  

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大外大生のための情報サイト「大阪外大ドットコム」

 大阪外大ドットコム(URL=http://www.osaka-gaidai.com)というウェブサイトがある。サイト作成の動機などになどについて、代表の藤川幹人さんらに話しを聞いた。【4月22日 大阪外大新聞=UNN】

 大阪外大ドットコムは、大外大生が持っている情報をみんなで共有できる場を提供したいという思いから生まれた。九八年に大外大を卒業した藤川さんらが「当時、あったらええなあと思っていたもの」を形にしたものだ。専攻語別の掲示板、クラブ・サークル情報などがコンテンツ。今後は講義情報などの掲載を予定しており、休講情報の発信も大学側と交渉中という。
 このサイトは、藤川さんら大外大ОB、阪大ОB、現役外大生らが参加するSYSFYというグループが運営している。二〇〇〇年八月、正式に発足したSYSFYの夢は「個人の個性や才能、興味に応じて自らを教育し、とことん自分のやりたいことに打ち込みやすい環境を作る。各個人の個性や才能を伸ばせない閉塞しきった社会に変革を仕掛ける」こと。換言すれば「政治家やジャーナリストの仕事をよりダイナミックかつ直接的にしたものだ」という。現在SYSFYは、海外のサイトの日本語訳・日本でのプロモーションの代行を中心に行っている。今後一定数のユーザーを確保した時点で、基幹事業と位置づけられている、海外の各種学校探し事業や海外での就職・転職支援事業などを行っていくという。
 大阪外大ドットコムは、この四月にスタートしたばかり。「まだまだアクセス数も少ないが、コンテンツを充実させて、たくさんの大外大生に来てもらいたい」と藤川さんら。「外大は他大学より勉強内容が特殊。学んだ内容を使って、社会の中で何らかの活動をして欲しい」と現役外大生にエールを送る。
 SYSFYが活動拠点とするのは吹田のアパートの一室。壁に貼られた一枚の紙。そこにある言葉「変える」。本当に変わるかどうかは誰にもわからない。しかし、行動しなければ何も変わらないことだけは確かなのだろう。

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購買部増床 生協「食品を幅広く扱いたい」

 今夏から工事が始まる予定の大学会館増改築で、購買部と基本食堂レインボーの増床がほぼ決定している。増床後の購買部では、主に食品の扱いが拡充されることが生協関係者の話でわかった。【4月21日 大阪外大新聞=UNN】

 生協としては、大学会館の大規模な改修を四、五年前から要求していたという。文部科学省は四月十九日に、老朽化が進む国立大などの施設改善に取り組む「緊急整備5カ年計画」を国の総合科学技術会議に報告しており、今回の大学会館改修も、こういった国立大の施設整備の流れに乗ったものといえそうだ。
 今回の工事に伴い増床される購買部では、主に食品の扱いが拡充される。「コンビニエンスストアのような感じにしたい」(生協の永吉勝明専務理事)とのこと。購買部で食品扱いが拡充されるため、大学会館二階で営業しているシュリーが閉店されるという。
 また、工事期間中、大学会館内の食堂が閉店されることに関しては「現在の利用者数を考慮して、パンや弁当などを販売でいるようにしたい」(同)と話している。

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元大外大学長、同大名誉教授の伊地智善継さん死去

 元大外大学長、同大名誉教授の伊地智善継さんが四月十三日午前十一時十一分、心不全のため死去した。八十二歳。二〇〇〇年十二月、中国政府から中国語文化友誼賞を受賞した。【4月13日 大阪外大新聞=UNN】

 葬儀・告別式は四月十五日正午から枚方市山之上東町一の一、公益社枚方会館で。喪主は長男の善久さん。

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平成13年度入学式 約1000人が「ユニーク」な大学へ

 吹田メイシアターで四月九日、大外大の平成十三年度入学式が行われ、学部・大学院を合わせると千人を越える学生が大外大の門をくぐった。【4月9日 大阪外大新聞=UNN】

 開式の午後一時を前に、スーツに身を包んだ新入生がぞくぞくと会場前に到着。昨年からクラブ・サークルのビラ配りが禁止されているためか、二年前までの混乱ぶりはなかったものの、クラブの勧誘などで訪れた在校生、新入生、父兄で会場前はごったがえした。
 管弦楽団の迫力ある演奏の後、式は定刻通りに始まった。混声合唱団TENPEST、女声コーラス部による学歌斉唱、教職員紹介などが滞りなく進み、式は四十分ほどで終了。
 学長告示で赤木攻学長は「大阪外国語大学というユニークな大学を選ばれたことに敬意を表します。今日から、各自の専攻語の修得に全力を挙げて欲しい」とあいさつ。外国人教師祝辞で、デンマーク語のクヴィスト教官は「広い心、率直さ、寛容さをもって、物事の内面を見るようにして欲しい」と説いた。
 式後、新入生の一人は「入学手続きの時に勧誘されたクラブに入って、一生懸命それに打ち込んで行きたい」と話していた。

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就職内定状況 昨年度より数パーセント改善へ

 二〇〇一年三月卒業者の就職内定状況(三月一日現在)が四月三日、わかった。全体の就職内定率は八〇パーセントの王台を回復。昨年より数パーセント改善している。【4月3日 大阪外大新聞=UNN】

 男女別では、男子が昨年の八九・九パーセントから微減した一方、女子で昨年より五パーセント以上の大幅な改善。大外大学生の七割以上を占める女子の改善が、全体の内定率の改善に寄与した。
 昼間主、夜間主別では、両コースの内定率差が、昨年の一二パーセントから二四パーセントに拡大した。昼間主コースでは四パーセント近い改善があった一方、夜間主コース卒業生の内定率が約八パーセント悪化したためだ。夜間主コースでは、女子の内定率も悪化している。
 全体的に就職内定率が改善している一方で、就職を希望する学生数は減少傾向にある。二〇〇一年三月卒業者の就職希望登録率は五八・三パーセント。昨年比で約六パーセント減少している。
 大外大就職指導室は、就職内定状況調査に不可欠な、学生の進路内定届提出に触れ「内定届の提出率が八割程度と悪く、正確なデータがでないばかりか、未内定者への適切な指導がしにくい状況だ」と話している。  

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ヒンディー語劇団に学生表彰 賞状とMDプレーヤー送られる

 ヒンディー語劇団に対する学生表彰が、三月二十九日午後三時から学長室で行われ、同語劇団員に賞状と副賞のMDプレーヤーが送られた。【3月29日 大阪外大新聞=UNN】

 表彰式は終始なごやかなムードで行われ、溝上教授の「男子学生が少ないんで、将来宝塚歌劇団みたいになるわ」との冗談には笑いも起こった。
 式で尾崎健さん(地域・三年)は「ヒンディー語は世界で第三位の話者人口をもつが、マイナー言語なのでなかなか日本で話す機会がない。語劇をやることで、言語を使っているという実感がわく」と語劇の良さをアピール。「語劇をしていて何が難しいのか」といった赤木学長の質問に代表して答えていた。
 新人の小林真衣さん(地域・一年)は「(今回の表彰は)すごい名誉なことだと思う。期待にそえるよう頑張っていきたい」と冬休みのインド公演に向けてやる気十分。部長の圓藤淳平さん(地域・一年)は劇団の今後について「(劇団は)放任主義。まとめるよりは個性を重視させたい」とインドらしいコメント。
 学生表彰は二〇〇〇年三月に制定されたもの。これまでに体育会ソフトテニス部が表彰されている。文科系サークルでは同語劇団が初の表彰。大学側は学生表彰について「学生の刺激になれば」としている。


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