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大阪外大新聞編集部がリアルタイムでアップしてきた記事です。
(C) 大阪外大新聞編集部 2000

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学生表彰を受賞
近国体で大活躍のソフトテニス部[10/5]

 十月五日午後〇時三十分からA棟四一六教室で、学生表彰が行われた。表彰の対象となったのは、今夏行われた近国体で目覚ましい活躍をした男女ソフトテニス部。【10月5日 大阪外大新聞=UNN】

 学生表彰は、今年度から施行された「大阪外国語大学外国語学部学生の表彰に関する規程」に基づくもの。同規程は「課外活動の成果が顕著な団体、または個人に対する表彰を行う場合がある」としている。
 男子ソフトテニス部は近国体で団体戦優勝、女子ソフトテニス部は団体戦優勝に加え、個人戦でも安藤・江戸ペアが優勝している。両部は九月二十八日に学長室で戦績の報告を行った。
 赤木攻学長に表彰状を手渡された、男子ソフトテニス部主将の阪口健二さん(ロシア語・三年)は壇上で大きく表彰状を掲げるなど喜びを爆発。表彰状のほか副賞として、ソフトテニスボール五ダースづつが授与された。「副賞が思っていたより豪華で嬉しい」とは阪口さん。
 「東外戦も頑張りたい」そう話す阪口さんは一転、真剣な表情だった。

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211人が参加
第2回就職ガイダンス[10/5]

 十月五日午後一時十分から、D棟大講義室で第二回就職ガイダンスが行われ、二百十一人が参加した。参加者は、一昨年の二百人から増加傾向にある。【10月5日 大阪外大新聞=UNN】

 今回の就職ガイダンスでは、就職活動のおおまかな流れ(自己分析、企業研究から採用試験、採用内定まで)などを就職指導室の田中吉郎さんが説明した。関連資料も多数配布。
 田中さんは「七月の第一回就職ガイダンスの時と比べて、就職のことを真剣に考えている学生が増えたように感じ嬉しく思う。今日来れなかった人は、十月十二日に開催する第一回就職講演会【自己分析の進め方】に是非参加してほしい」と話している。
 今回の参加者数については「昨年よりは多少減ったようだ」としながらも「東外戦の結団式と同じ日程になってしまい、体育会所属の三年生が参加しにくくなってしまったことや、一昨年よりは十一人参加が増えていることを考えれば増加傾向にあるといえるのでは」としている。

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モザンビーク大使に大外大中退の野瀬芳宏さん[10/3]

 政府は十月三日の閣議で、モザンビーク大使に大外大中退の野瀬芳宏さんをあてる人事を決定した。発令はいずれも十月四日付。【10月3日 大阪外大新聞=UNN】

   野瀬芳宏さんは一九六一(昭和三十六)年外務省に入省。参院国際交流課長を経て一九九八年六月からペナン総領事。六十歳。大阪市出身。

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「みんなの宴〜間谷祭」
間谷祭のテーマ決定[10/3]

 今年度の間谷祭のテーマは「みんなの宴〜間谷祭」。衰退の続く学祭に、たくさんの人が来てほしいという願いが込められている。阪急バス増便要請、開催期間短縮など、実行委員会では多くの人が参加できる環境を整えつつある。【10月3日 大阪外大新聞=UNN】

 今年度の間谷祭、メインステージには「まーちゃん」が登場。その他にも、民族音楽・民族舞踊のグループが多数出演、間谷祭に華を添える。実行委員会は「今年度は期間短縮で企画もつまっている。来場してもらえれば、必ず楽しんでもらえる」と話す。
 間谷祭実行委員会への問い合わせは(電話0727−30−5111 内線3489)まで。月曜・火曜の昼休みには在室しているとのこと。

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学長に活躍を報告
近国体でアベック優勝の男女ソフトテニス部[9/28]

 八月に行われた、近畿地区国立大学体育大会(近国体)で男女とも優勝に輝く「アベック優勝」を飾った、男女ソフトテニスの両部が、九月二十八日、学長室で赤木攻学長らに優勝報告した。【9月28日 大阪外大新聞=UNN】

 男子ソフトテニス部は、同大会団体の部で、大会に参加してから初めてとなる優勝を修めたほか、個人戦でも。大藪・白沢ペアが三位に入賞するなどの検討を見せた。女子ソフトテニス部は、団体戦決勝で滋賀大を下し、昨年に続く優勝。個人戦でも、安藤・江戸ペアと田中・下条ペアが一位と二位を独占するなどの活躍を見せた。
 九月二十八日昼に行われた優勝報告会では、両部の全部員が参加する中、阪口健二(ロシア語・三年)、中崎広美(英語・三年)両主将が近国体における活躍を、赤木学長をはじめ細谷昌志、杉本孝司両副部長らに報告した。報告が終わると、ソフトテニスという競技自体が話題に上がり、部員が競技について説明すると、スポーツという親しみやすい話題も助けて、緊張ぎみだった雰囲気がなごやかになった。赤木学長は「名誉なこと」と繰り返し、大会の成績を評価するとともに、今後の活躍にも期待。しかし、同時に「勉強もかんばってください」と、くぎを刺すと、室内は笑いに包まれた。
 報告会を終えて、両部の主将は「最初、報告会が行われることを聞いて驚いた」としながら、こちらも「本当に名誉なこと」とうれしさを隠せない様子。また、「報告会に招かれるかどうかにかかわらず、体育会全体がさらにがんばってくれれば」と今後にも夢をつなげる発言。
 今回の報告会は、赤木学長が、両部の目覚ましい活躍に注目し、開催を学生委員会(委員長=林田雅至助教授=ポルトガル語)に提案、同委員会が開催を決定した。  赤木学長は「クラブ活動での活躍を広く学内に知ってもらうために、今後とも文科系・体育系を問わず、課外活動を賛えていかなくてはならない」と話した。
 大外大では、「大阪外国語大学外国語学部学生の表彰に関する規程」で、「課外活動の成果が顕著」な団体、または個人に対する表彰を行なう場合があることを明記している。同規程は、今年四月から施行されており、今回の報告会は、その第一例になる。

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エコライフの知恵袋
「環境生活はじめちゃん」[9/26]

 八月に大外大の三好恵真子助教授担当の開発環境基礎ゼミの受講者で企画・編集した「環境生活はじめちゃん」が大学内外で話題を呼んでいる。【9月26日 大阪外大新聞=UNN】

 「環境生活はじめちゃん」は、同ゼミの授業内容をまとめて冊子にしたもの。身近な環境問題の改善策がつまった、知恵袋的内容に仕上がっている。
 約二十人の受講者はグループに分かれ、それぞれ決めたテーマの実験、調査を経て発表し合った。三好助教授のアドバイスで、発表したものはその場限りだが、活字として残せば今後の励みにもなる、と発行を決めた。同助教授の指導を受けながら、豊富な実用例とともにイラストなども盛り込み、ストーリー性を加えて、授業のレジュメを一つの作品として読みやすいように工夫したのが特徴。誰でも気軽にエコライフに参加できるようになっている。
 発行された六百部の冊子は、大外大内で配布するだけでなく、八月十一日に行われたオープンキャンパスで見学に来た高校生にも配られた。冊子を読んだ高校生からの感想も届いているという。
 また他の教授も、口を揃えて「すばらしい」と。赤木攻学長は「このような活動を行っているのは大変喜ばしい」という文書で今後の活動を激励した。
 受講生の1人は「作ったレジュメの内容を、読者に分かり易いように変えるのが大変だった」と話す。学生の間でも「字が大きくて読みやすい」「ストーリー性があっておもしろい」と、好評の様子。図書館や、三好助教授の研究室などでまだまだ配布中だ。

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梶本助教授、またまたユニークな研究
今度は痴呆予測ソフト[9/25]

 ブルベリーで視力を向上させる方法や、便秘で困っている学生をモニターとして募集、乳酸菌飲料の効果を調査するなど、ユニークな研究を連発している、大外大保健管理センターの梶本修身助教授が、またまた新研究で世間を驚かせた。【9月25日 大阪外大新聞=UNN】

 今回の研究は、脳年齢・痴呆発症予測ソフト、名付けて「ATMT」の開発。梶本助教授が考案し、大外大卒業生で現在、阪大工学部大学院に所属する渡辺君人さんがプログラミングを担当して生まれたもの。タッチパネル機能を持ったディスプレイさえあれば、ウィンドウズでも稼働するという実用性の高いものだ。被検者は、画面上に現れる数字を順に押していく。数字を押すごとに、押した数字が消えるか否か、数字の配列の変更の有無などの違いによって、合計三タイプの課題を被検者に課し、その反応速度を観察する。
 梶本助教授によると、このソフトは五十代から六十代を被検者とし、将来的な痴呆発症の確率を割り出し、早期に作業や薬品による予防策を講じることを目的としている。
 また、近年、過労死などの問題がクローズアップされる中、従来本人の主観に頼りがちだった精神疲労度を、客観的に数値で表示する目的への応用も期待されている。「精神疲労の定量化」と呼ばれるこの用途が、目下、同助教授が最優先で取り組んでいる課題だという。
 このソフトは、マスコミ各社が紹介したこともあり、「今はまだ学術目的の利用にとどめ、ソフトの信用性を確立している段階」(梶本助教授)にも関わらず、すでに医療機関からは問い合わせが殺到しているという。
 これまでも、「ブルベリーを食べて視力アップ」などの研究で世間の注目を集めてきた同助教授。その理由を「実利的で社会に貢献できるような研究を、という理念があるためだ」と断言する。そのため、今回のソフト研究も、「ゲーム感覚で、少しでも多くの人が将来的なリスクに気づいてくれること」が、一番の願いだという。
 特別な研究をしているわけではなく、「常にアンテナを張ることで、難しい論文を世間一般に分かりやすいように、身近な話題として研究結果を発表しているだけ」と話す。「日本の研究機関には横のつながりが不足している」と少し辛口の批判の後、「文系の大外大生も決して、『理系的な』学問と無縁ではない」と優しい笑顔を見せた。

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アドリブコント「お願いもう少しだけ・・・」
かのうとおっさん[9/13]

 九月十三日、十四日の二日間、大外大の学生会館二階集会室で、午後六時半からかのうとおっさんによるアドリブコント「お願いもう少しだけ・・・」が行われた。【9月13日 大阪外大新聞=UNN】

 上演されたのは、タイトルにもなっている「お願いもう少しだけ・・・」を含め、「日本ジン」「隣同士」など五本。約四十人が足を運んだ。
 アドリブコントとは、大まかな設定だけを決め、セリフはすべてその場の思いつき。台本はない。そのため初日と二日目では内容が異なる。また今回は、「音楽と人」がテーマの音楽先行型。音響の漆谷伸人さん(二年)が、その場の雰囲気に合わせ音楽をかけ、それに乗せるように飛び出すセリフのかけ合いは見事。テレビ局の自販機に尻がくっついてとれなくなった女性会社員を取り巻く大俳優のかのうとおっさんのドタバタ「災難」や、宮崎駿の映画音楽が流れると、「トトロ」や「もののけ姫」などのワンシーンを眠りながら再現してしまう「宮さん」などに観客も沸いた。「すべてのセリフがアドリブだとは思わなかった」「表現力が素晴らしい。おもしろかった」など感激の声も聞かれた。
 今回の上演について、かのう役の加納みなこさん(モンゴル語・三年)は「本番ですべてが決まるので、ああすれば良かった、などの後悔も多い」、おっさん役の有北雅彦さん(イタリア語・三年)は「全体の空気を読まなければならないので難しい」と話した。特に今回はスペシャルゲストとして、じくゆうきさん(関大・四年)が加わり、三人となったため大変だったという。他にも、舞台上で笑いそうになって後ろを向いたり、口を歪めてこらえたり、アドリブコントならではの苦労は尽きない。
 制作を担当したアタシムテキ社は、一年半ほど前から活動している、イベントの企画や制作を行っている団体。今はひのき舞台を引退した、かのうとおっさんを全面的にプロデュースしている。次回の活動は十一月中旬だという。

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オルトナストさん、自作詩などの朗読会
アジア図書館で[9/2]

 九月二日、大外大の留学生ボルジギン・N・オルトナストさん(日本語・四年)が、アジア図書館(大阪市東淀川区)で、日本語とモンゴル語による詩の朗読会を開き、来場者は四十人を越えた。【9月2日 大阪外大新聞=UNN】

 「モンゴル〜詩の朗読&馬頭琴ミニライブの夕べ」と題されたこの催しで、中国・内モンゴル自治区出身のオルトナストさんが、今年一月出版の詩集「夢に燃える風のたてがみ」に掲載した十五の自作詩を中心に朗読した。図書館らしく、本棚に囲まれているが、それでいて威圧感を与えない。そんな会場は、いすだけでなく、床に座って鑑賞できる座席も用意されるなど、モンゴル遊牧民の伝統的住居「パオ」を意識した演出がなされている。そこへ、大切なお客さんをもてなす際に着るというあざやかな民族衣装を身にまとったオルトナストさんが登場するころには、小さな会場は、同図書館会員を中心に来場者で埋め尽くされていた。
 今回、朗読された十八作品のうち、モンゴルで名作とたたえられている三作品を含む六作品を除くと、他はすべて日本語によるもの。オルトナストさんは、日本語で作詩する際も、モンゴル語で考えてから日本語に訳すのではなく、始めから日本語で表現するのだという。「朗読」とは言っても、オルトナストさんのそれは、観客を視覚で楽しませる力を持っている。それは、オルトナストさんが、自らの感情の起伏に率直に、時には目を閉じ、時には手に持った布を大きく振りかざしながら朗読するからだ。そんなオルトナストさんの姿に観客の視線はくぎ付けになり、小さな会場は一体感に包まれた。
 モンゴルの草原や、日本に来て初めて見たという海など自然の風景に自らの感情を投影したもの、日本の子どもたちに贈る詩、母に捧げる詩などを含む十八作品全ての朗読が終わると、観客からは、静かだが会場をやさしく包み込むような拍手が。オルトナストさんも、目をうるませながら、「一生の忘れられない夜をありがとう」と拍手に答えた。観客の一人は、詩を通して情熱的に自己表現するオルトナストさんを見て、「モンゴルの新しい一面を知った」。「自分の文化をしっかり語れる素晴らしさ」を実感したという彼女は「頭の中に『モンゴルゾーン』ができた」とも話した。
 その後、観客は、モンゴル伝統の乳製品を使ったお茶とモンゴル風のお菓子を食べながら、オルトナストさんを質問攻めに。詩の朗読は約二時間に及んだが、オルトナストさんは疲れを見せることもなく、モンゴルの酒や食べ物、言語に関する質問にユーモアを交えながら答えていた。
 今回の朗読会は、オルトナストさんが、本を借りたり、モンゴル語講座を開くなどする中で、アジア図書館と親交があったため開かれたもの。現在、大外大で日本語を学ぶかたわら、関西詩人協会会員として詩人としても活躍するオルトナストさん。元来、詩の影響力が強いというモンゴル文化に育まれた彼が、日本語による詩にまで活動の範囲を広げたのは、「日本人にモンゴルを知ってもらうことで、自分のモンゴル人としてのアイデンティティを確認している」ためだという。その言葉の通り、これまでも学外でモンゴル料理講座を開くなど、活発な活動を展開してきている。身振り手振りを交えながら朗読するスタイルについて、オルトナストさんは「モンゴル文化は、馬の文化。常に、馬に乗っているところを想像しながら詩を読んでいる」と説明する。
 「民族の文字・言語を失ってしまうことは、民族自身が博物館入りしてしまうことに等しい」と考えるオルトナストさんには、将来の大きな夢がある。それは、「故郷の子どもたちのために立派な学校をつくること」と留学前に小学校教師の経験がある彼ならでは。そんな夢実現のための日本留学も、残り半年あまりとなった。
 今回、会場となったアジア図書館は、NGО「アジアセンター21」が約二十年前に設立したもの。主に寄贈によって増やしてきた蔵書は、現在までに約十五万冊に及んでいる。

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副専攻英語履修者に「TOEIC」受験など義務づけ
今年度から1年次配当の副専攻語英語履修者に[7/30]

 読売新聞によると、大外大では二〇〇〇年春から、副専攻語に英語を選択した学生約六百人を対象に、英語検定試験「TOEIC」の受験や英文リポートの提出を義務づけている。【7月30日 大阪外大新聞=UNN】

 今春から始まったこの試みは、国公立大では初の試み。成績を卒業の要件にすることも検討中だという。少子化や国立大の独立行政法人化で大学間競争が激化するとして「英語に強い外大」をセールスポイントにする。
 大外大には二十四専攻語があり、学生は専攻語の履修の他に副専攻語の履修が義務づけられている。英語以外を専攻する学生の九割が副専攻語で英語を選択する。
 一九九三年度から一クラス三十人程度にし、外国人教官を増やすなど大学側は副専攻語を強化してきた。しかし、長文読解力の低下や語彙の不足を指摘する声が教官から上がっていた。
 「TOEIC」は、英語力を自覚する尺度として導入、単位取得の条件とした。来年度は二年生も対象とする。英文リポートは前・後期の二回、一、二年生に提出を求める。
 将来は学生を能力別にクラス分けし、基準に達しない学生には単位を認めないことも検討。必修科目の副専攻語の単位を取得しないと卒業できない。

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大学説明会、約700人がひと足早く「登校」
自由参加のイベント増える[8/11]

 八月十一日午前十一時から、大外大で平成十二年度大学説明会が行われ、約七百人が足を運んだ。今回の大学説明会から、全体説明会の時間を短縮、模擬授業など多彩なイベントが行われた。【8月11日 大阪外大新聞=UNN】

 午前中は全体説明会。午前十一時から十二時の予定を二十分ほど延長して行われた。杉本孝司副学長の「大阪外大の良さを知ってもらいたい」という挨拶の後、小矢野哲夫・国際文化学科長、岩間正邦・地域文化学科長が国際・地域両学科を紹介。「国際文化学科を受験しようとする人にとっては、専攻語の決定方法が不安の種だと思います」と小矢野教授。英語を第一志望とする受験生が多いと話したうえで「知らない言語を学ぶことで、新しい世界が開けることもある」と積極的に英語以外の言語を学ぶよう勧めた。全体説明会は空調のないD棟大講義室で行われたが、参加者たちは一時間以上、真剣に耳を傾けた。
 午後は参加者個々人の興味に応えるため、全体説明という形式はとらず、自由参加の企画が四つが用意された。午後一時から、図書館AVホールでは広報ビデオ上映が、大学会館二階集会室では在学生との懇談会が行われた。
 在学生との懇親会では、現役大外大生約十人が受験生に対応。受験生からは「受験生の時、夏休みどれくらい勉強しましたか」「センター試験のために、どんな参考書を使いましたか」など試験に関する質問だけでなく「外大の雰囲気は」「○○語はどんな感じですか」などが質問された。
 午後二時から三時にかけて、本学教授による「模擬授業」が行われた。「模擬授業」は、日本語専攻やハンガリー語専攻など、合わせて三つの専攻で開講。このうち、宮原暁助教授が担当した、フィリピノ語の講義は、午後二時から約一時間にわたり、A棟二一三教室で行われた。
 同助教授は、全く板書を用ず、パソコンで編集した画面を教室のスクリーンに写し出すという斬新なもの。「この方法だと、受講生が机の上のレジュメではなく、講義者側に視線を送ってくれるのがいいところ」と同助教授。その効果があってか、受講生は宮原助教授に真剣な眼差しを向けていた。
 同助教授の「受験生の志望専攻に関係なく受けられる授業を」との配慮から、講義のテーマでは、社会人類学や地域研究へのアプローチを扱った。講義を受けた受験生の一人は「少し難しかった」。しかし、「受験のことで頭が一杯」のこの時期、今回の大学説明会への参加は、「ちょっとした気晴らし」にもなったようだ。
 また、A棟二〇七教室では、日本語専攻の真嶋潤子助教授による、「日本語教育学のおもしろさ」と題した、日本語教育学の導入編ともいえる模擬授業が行われた。約九十人の参加者の中には、メモを取りながら真剣に耳を傾ける姿も。
 真嶋助教授は「参加者の反応は良かった。日本人なら誰でも日本語教師になれるわけではないことを理解してもらえたと思う。今回の模擬授業で受験者が増えれば」と話す。「分かりやすく、面白かった」「自分の興味に沿った授業だった」と参加者からの評判も上々。また、明るく話す真嶋助教授に「教授のイメージが変わった」と答える人も。
 今回の大学説明会から、全体説明の時間が短縮され、参加者が自由に自分の興味にしたがって企画に参加できるようになった。大外大入試課は「今まで行われてきたものを変えて、違うものを提供しようと思った」としている。
 「外大は遠い。臨時バスもでていたが、満員で乗れず、全体説明会に間に合わなかった。もっと臨時バスをだして欲しかった」「全体説明会が延びて、ゆっくり昼ごはんが食べられなかった」という不満も聞かれたが、「本や、予備校からは得られない専攻・専攻語の情報が聞けたり、在校生から外大の雰囲気が感じることができて良かった」と奈良県の女子学生は話した。また別の参加者は「今回の模擬授業や大学説明会に参加して、大外大に絶対行きたいという気持ちが強まった。苦手な数学を克服できるように頑張りたい」と受験に対する意気込みを見せた。

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中坊公平さん、大外大の「運営諮問会議」委員に
2000年4月から[8/10]

 八月十日、大外大で「第一回大阪外国語大学運営諮問会議」(委員長=中坊公平)が開かれ、弁護士の中坊公平さんはじめ七人の委員が出席した。【8月10日 大阪外大新聞=UNN】

 同会議は、一九九九年五月の国立学校設置法改正に伴い、二〇〇〇年四月から各国立大学に設置されている。年二回開かれる予定の同会議では、大学の問題点や将来像について審議し、魅力ある大学づくりを模索、学長に助言する。
 大外大の運営諮問会議については、特に、弁護士の中坊公平さんが、委員に名を列ねていることで注目されている。同氏の会議への参加は、中坊さんの社会的経験の豊富さに着目した赤木攻大外大学長の要請により実現したもの。本紙編集部の取材に対し、赤木学長は「まさか快諾していただけるとは思っていなかった」と驚きと喜びの入り混じった心境を語った。
 同学長によると、第一回会議は「委員の方々に大外大を知っていただき、国立大であることの意味も考えていただく」ことに重点を置いたという。今年五月には、文部省が国立大の独立行政法人化実施の方針を決定するなど、国立大を巡る状況が急速に変化しつつある今の時期を「大学にとって曲がり角の時期」と表現する同学長。しかし同時に、「世の中の流れを正しく認識できれば、(この時期を)必ず乗り切れると思う」と、運営諮問会議の役割に期待感を示した。

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痴ほう発症確率がわかるソフト
大外大の梶本助教授らが開発[7/12]

 朝日新聞によると、コンピューターの画面に不規則に散らばる数字を順に押すと、脳の老化状況や「痴ほう発症確率」がわかるソフトを大外大の梶山修身助教授らが開発した。【7月12日 大阪外大新聞=UNN】

 一から二十五までの数字が書かれたボタンがコンピューターの画面にランダムで表示され、指で順番に触れていく。触れたボタンの色が変わったり新たなボタンが現われたりする三パターンでテストする。テストは五分でできる。
 ボタンに触れてから次の数字のボタンに触れるまでの平均時間はどれも年齢が高くなる程遅くなる傾向がみられ、三つの結果を組み合わせて脳の働きの年齢換算を計算する式を製作した。
 また痴ほうについては、テストの結果を健常者と痴ほうが疑われた患者で比較すると、触れるまでに明らかな時間差が表われた。判断のポイントは触れたボタンが消え、新たなボタンがランダムに出現するテスト。まだ押されていないボタンの位置は変化しないため、健常者はその位置を覚えて、後半にボタンを押すのが早くなる。ところが痴ほうがあると位置を覚えれず、後半も遅いままである。
 梶本助教授によると、痴ほうになると同時に複数の作業をする能力が衰え、ボタンを発見することに集中して、他のことに気が回らなくなるのが原因という。
 梶本助教授は、痴ほうのほかに、異常な疲労の判定も試しており、七月十三日に長野県で行われる科学技術庁研究班のシンポジウムで発表する予定だ。

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熱狂の盆踊り最後に終わる
2000年度夏まつり[7/8]

 七月八日、大外大で夏まつりが行われた。天候に恵まれ、地域住民や他大学生を含む多くの人々が来場。中庭やグラウンドには八十五の屋台と四十三団体のフリーマーケットが並び、浴衣美人コンテストなどの企画が行われた。夕方からの盆踊りで、盛り上がりは最高潮に達した。【7月8日 大阪外大新聞=UNN】

  午後六時から始まった盆踊り。最初は、踊るのをためらっていた人も多かったが、暗くなるに従って、グラウンド中央に組まれたやぐらを幾重にも人が取り囲み、生太鼓の音色にあわせて踊り狂った。
 盆踊りは外大音頭など五曲で行われた。福岡民謡の炭鉱節、大阪民謡の河内音頭、沖縄民謡の安里屋ユンタ、Run Awayの四曲でもものすごい盛り上がりを見せたが、やはり本番は外大音頭。櫻井貴弘実行委員長が、やぐらの上から「最高の装飾は、お客さんがつくる人の輪です」と呼びかける中、祭りは最高潮に達した。盆踊りの最後はやはり外大音頭で締めくくられ、気持ちのいい脱力感が空間を包んだ。
 同委員長は終了後「最高、それだけ」と感きわまった様子。

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鋭いつっこみが大うけ
かのうとおっさんの笑の大学、上演[6/20]

 大外大の学生会館二階集会室で、六月二十日から二十二日の三日間、アタシムテキ社による「かのうとおっさんの笑の大学」が午後六時半から上演された。【6月21日 大阪外大新聞=UNN】

 昭和十五年秋、警視庁取調室。相対する二人が出会い、物語は始まる。
 三谷幸喜作で、西村雅彦らが演じた「笑の大学」にアドリブコント二人組、かのう(嘉納みなこさん、モンゴル語・三年)とおっさん(有北雅彦さん、イタリア語・三年)が挑戦した。
 笑いの大学という劇団の専属作家、椿一(つばきはじめ・おっさん)の書いた喜劇の上演許可をめぐって、椿一と頭の固い検閲官、向坂睦美(さきさかむつみ・かのう)が激しいやりとりをする。風紀を乱す喜劇の上演をなんとか食い止めようと、向坂は椿に、笑えない喜劇を書け、というような無理難題を吹っかける。しかし不思議なことに、向坂の要求通りに何度も書き直した椿の台本は、ますます面白さが増し、より洗練された、最高の台本へと仕上がっていくのだ。
 二十一日の公演では、ほぼ満員の五十人が集まった。舞台はシンプルで、黒い壁に黒い床、薄暗いオレンジの照明の中、あるのは机とテーブル、椅子が三脚のみ。そんな中で繰り広げられる、二人の息のぴったり合った掛け合いに観客も大うけ。二人が舞台をおりた後も拍手は続いた。
 「もとの劇をテレビで見たが、男性二人のところを今回は男女で演じていたのも、雰囲気が違っていておもしろかった」「劇中で扱っているのは架空の台本だが、見ていて読みたくなった」など、評判は上々だ。
 かのうとおっさんの方も「二十日で仕上げるのは大変だったが、良い出来だった」と喜びを表した。

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サマーコンサートを開催
大外大管弦楽団[6/17]

 「大阪外国語大学管弦楽団サマーコンサート2000」が、六月十七日、箕面市立メイプルホールで行われた。全三曲が演奏され、観客はオーケストラによる荘重な音楽に、心地よさそうに聞き入っていた。【6月17日 大阪外大新聞=UNN】

 今回は、ニールセンの「歌劇『サウルとダヴィデ』より第二幕への前奏曲」、グリーグの「ペール・ギュント第一組曲」、ベートーヴェンの「交響曲第五番『運命』」の三曲が披露された。
 立ち見客も見られ、大勢の観客は、迫力のある演奏を楽しんでいた様子。演奏終了後には、惜しみない拍手が団員に送られた。
 観客の一人は「このコンサートに来たのは、初めて。クラシックは好きだが、コンサートには機会がなくてなかなか行けない。学生のコンサートは、気軽に足を運ぶことができてよい」と笑顔で話した。
 団長の小橋博昭さん(スウェーデン語・三年)は演奏後に「今日の演奏はもちろんいい出来だったと思う。このコンサートのために半年間練習した。今日のハイライトは『運命』の第四楽章」と、疲れた表情で語った。
 十二月十六日に、第二十八回定期演奏会が行われる。

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ゆかたのセール行われる
生協主催で[6/12]

 六月十二日から十四日までの三日間、大外大生協店舗前でゆかたのセールが行われた。昼休みには人だかりができるなど、女子学生の多い大外大では特に盛況だったようだ。【6月12日 大阪外大新聞=UNN】

 今回、大外大で販売にあたったのは(株)コウヤ。大阪事業連合生協の招きで今回の販売が実現した。同大など、京都の大学では以前から行われており、かなりの反響だという。
 今回の大阪での販売は、大外大の他にも、平安女短大、大経大、大市大でも行われる。販売員によれば「今回の販売は三日間限りだが、来年も予定している」とのこと。
 「生協で買ったという思い出をつくって欲しい」と話す販売員は「目玉は、ゆかたセット(帯、げた、ゆかた)六千八百円です」と宣伝も忘れなかった。

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MUSIC SALADで大外大生と留学生が交流
「STUDENTS21」主催[6/10]

 六月十日に大学会館二階の集会室で、留学生交流サークル「STUDENTS21」主催の留学生交流イベント「MUSIC SALAD」が開催され、様々な国の音楽や踊りが披露された。【6月10日 大阪外大新聞=UNN】

 このイベントは、ミュージックコンサートとレセプションパーティーの二部構成。「STUDENTS21」が大外大生と留学生とが交流する場がない現状を変えようと企画し、今年で三年目を迎えた。
 コンサートでは、フィリピンやアラビアのダンスをはじめ、和太鼓などの邦楽やベトナム民謡などが披露され、観客が飛び入りで踊りに参加する場面も見られた。留学生は和太鼓や琴などの日本楽器に興味を持っていた様子。コンサート終了後には、レセプションパーティーが行われた。
 部長の佐々木秀樹さん(フランス語・二年)は「サークルのメンバーだけでなくて、他の大外大生にも参加してもらおうというのが本来の目的。大外大生と留学生との交流の場がまだまだ少ないので、どんどん提供していきたい」と話す。
 観客の一人は、「今まで聴いたことのない、いろいろな国の曲が聴けておもしろかった。こういう機会はなかなかないと思う」と音楽を楽しんでいた。

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途上国債務問題テーマに講演会
南北問題を考える会主催で[6/8]

 六月八日午後一時十分から二時三十分、大外大A棟二〇九教室で、南北問題を考える会主催の講演会『沖縄サミット直前講演!!途上国債務帳消し〜借りたもん返さんでなにが悪い!?〜』が行われた。【6月8日 大阪外大新聞=UNN】

 講師は、地域自立発展研究所、ODA連絡会の神田浩史さん。日本のODAの問題点から、世界銀行、IMF(国際通貨基金)の構造調整政策にまで話は及んだ。A二〇九教室からあふれんばかり、約九〇人が講演を聴きに訪れた。
 神田さんは、自身が以前かかわった、タンザニアの水田造成プロジェクトについてから話を始めた。ODAの要請主義が建て前であることや、借款が円で行われたため、円高の進行に伴ってタンザニアの債務が膨張していった過程を説明。また、情報が現地の人々に伝達されていなかったことや、計画自体がタンザニアの習慣などを考慮しないものであったことに言及した。
 つづいて、IMF(国際通貨基金)の問題点に話は及んだ。IMFが出資額の大きい国の意思で活動する点、債務国に対する政策介入が誤った形で行われている点を強調。IMFの構造調整政策は、公務員の首切り、公営企業の民営化、教育・医療・福祉予算の削減などが軸。「一九八二年から始まった構造調整政策が、NGOなどの批判にもかかわらずそのままの形で十年以上続き、債務国の国内情勢を悪化させた」と話した。
 一九九九年に行われたケルンサミットでは、無条件の債務取り消しを求めたNGOに対し、IMFや世界銀行は、新しい条件での債務取り消しを主張した。また、サミット参加国のうち、ODA債券の多い日本、フランスのみが債務の取り消しに同意しなかった事実を神田さんは紹介。
 日本のODAは、国民の郵便貯金で運営される財政投融資の枠で行われる。神田さんは、自分の貯金がODAに使われていることに日本人が無関心・無知であることを指摘。誤った使い方がなされていないかどうかを監視し、誤った使い方がなされているなら、声を上げていかなければならないのではと訴えた。
 講演を聴いた学生の一人は、「いろいろ鋭い指摘をしてもらい勉強になった。これから自分でも学んでいきたい」と話した。


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