
「ほとんどの生徒は両親か、片親を亡くしています」と代表の岡本龍一さんは話す。「(地元の人たちは)トラウマがある。そういう見えないところで復興していない」。アチェは各国の支援のおかげで「一見整備されている」という状況まで復興したが、「心の面ではまだ復興していない」という。
そこでOGASAは子供たちの心の傷を癒すため現地に赴き、日本の文化を遊びという形で紹介するなどして交流を深めてきた。また日本の小学校にも訪問し、インドネシアと日本の小学生の手紙を交換する活動も行った。
しかし「心の傷が遊んでどのくらい癒せるのか。自分たちの渡航費をあげた方がよかったのか」と考えることもあったという。それでも岡本さんは「(子供が)笑顔になったことに意味がある」と信じている。
OGASAは来年の春にまたインドネシアの小学生のもとを訪れる予定だ。
【斎藤徹也】