「大学が学生に歩み寄る、という姿勢」。設立委代表の小山郷さん(スワヒリ語・4年)は、設立を認める大学の判断をこう評価する。「大学の首脳陣が立ち止まるきっかけを作れる組織であれば」と組織への期待を話す。
設立委は「クラス委員」選出用紙を10月下旬までに各クラスへ配布する。委員の選抜にあたっては、各クラスで話し合うなどし、代表者1人と副代表1人を選ぶ形となる。委員選出後には、執行部にあたる役員人事も決定していく。設立委が案出した学生協議会規約については、位置づけはあくまで「基盤」。学生協議会の成立後、組織内で再び議論されることが望ましいととらえる。
組織が成立すれば、設立委として動くことはない。しかし、大学院生が構成する組織「院生協議会」の事務局の活動を紹介する「オリエンテーション」があればよいのでは、と考えているという。
委員選出の方法については、特に制限が設けられておらず、各クラスにおける選抜は難航も予想される。「意識のある人が影響を及ぼしていくのが理想的」と設立委はとらえる。必ず委員を出さなければいけない、ということも定められていない。「協議会が権利なのか義務なのか」という問題もあり、「まず集まりたいメンバーが集まって、議論ができること」が重要であるようだ。
設立委の発足から10か月を経た現在、組織の成立へむけ秒読みの段階に入っている。
【入江敦央】