是永学長によると、掲載内容については阪大内部でも開示が進んでいないため、阪大側からもクレームがあった。是永学長は「阪大との信義にもとる」とし、阪大総長にも謝罪を行ったという。体育会へ提供した資料については、内部情報のため学外に向けて情報発信したわけではなく、「このような扱われ方は想定外」とした。学生内で回し読みし、話し合いが行われる程度を予測していたという。
一方で、是永学長は「学生に対する情報開示」の必要性は認め、大学HPのシステム整備により、学内者向けの情報発信を行っていく旨を話した。
大阪外大新聞はこの件に関し、記事削除要求を行った阪大執行部にも同日コメントを求めたが、「会議で多忙のため」コメントは現在まで得られていない。
<編集部より>
阪大との信頼関係を引き合いに出されても、記事の「完全削除」の要求だけはのめなかった。統合に関する記事の配信は、「学生に必要な情報が発信されること」を目的にしている。「学外に向けても内部情報が発信されたこと」が問題とされているようだが、「学生に対し情報が十分に発信されていなかったこと」を大学側は問題としてとらえるべきでは。システムが整備されれば大学HPのような媒体を通じた情報公開を行う、という発言を受け、今回は記事の「一旦削除」の後、部分削除を行った記事を再配信する措置をとった。しかし「学生と大学」の信頼関係を守る上では、大学にはシステム整備を早急に進めてもらいたい。
【入江敦央】