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〈就職率〉60%台を「回復」
進路届けの提出率が増加
今春卒業者の就職・進路状況が5月13日付けで就職支援室から発表された。非常勤・契約社員を含めた場合、卒業者数910人のうち就職者数は547人で、全体の約60%。今春の就職率は昨年の約52%を上回るが、就職支援室も「特筆すべき」とする、進路届未提出者の大幅な減少も数値に関係するとみられる。
【5月13日 大阪外大新聞=UNN】
昨年は808人の卒業者のうち101人が進路届けを未提出で、数値にして全体の約12%という割合。このため、「就職率」として計算される数値は誤差も含まれる状態だった。今春のデータによると、進路届未提出者は13人と大きく減少。就職率の上昇も進路届の提出率増に吸収されうるため、昨年からの大きな変化はみられないと考えられる。求人票の多さから製造業への就職率が高いという点でも、傾向は変わらない。しかし「就職率の数字より、正確な就職状況を得られたことが重要」と就職支援室。指導にあたり、正確なデータは欠かせないためだ。 また、大阪外大新聞が今年の新入生102人に対して行ったアンケートでは、興味・関心のある職種(複数回答可)の項目で昨年に続き旅行業が59票でトップ。外務省が34票で旅行業に次ぐ。一方、製造業についてはわずか6票。実際の就職率では旅行業が約4%、公務員が2%未満と低いが、製造業については約30%と業種別の就職率では群を抜いた。興味・関心の対象と実際の就職先の間に大きなギャップがある傾向は昨年度と変わらなかった。「就職は絶対したい」と考える新入生が回答では8割を超え、意欲面は十分であるため、学生が就職状況の実情を理解していくことが重要だ。 【入江敦央】 |