精神障害者たちとの「心の交流」
英語劇団Witsの初公演
     英語劇団Witsの初公演が12月16日、大阪外大A416教室で行なわれた。WitsはESSのドラマセクションから昨秋に独立した語劇団。今回は主人公が精神障害者たちと心を通わせていく様子を描く「Harmony」を上演した。【12月16日 大阪外大新聞=UNN】

     主人公ルイスはある時、舞台演出の仕事を引き受ける。しかし相手は精神病院にいる軽度の精神障害者たち。演劇セラピーと病院閉鎖前夜の集会における出し物を兼ねた舞台だった。「患者はうまくあしらえる」と臨んだルイスだが、どこか感情表現にズレがある5人を持て余す。しかし上演に向け練習を重ねるうちに、ルイスは5人への理解を深めていく。そしてルイスたちの舞台本番では、完璧には至らずとも全員が成功の実感をつかんだ。普通とは違う5人と関わる中で、ルイスが「心の交流」を知る過程を描く。舞台の歌の場面では、観客があらかじめ手渡された発光スティックを歌に合わせて振り、教室内には光がゆらめいていた。

     公演の後、代表の野上悠香(はるか)さん(スワヒリ語・2年)は「まだまだです」と辛口評価。実地に道具等を持ち込んで練習する機会がなく、「本番なのに初めてみたいなところがあった」と運営面の問題が響いたようだった。第2回公演は来夏を考えており、時間のゆとりを持って次回に臨む。


    【入江敦央】





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