母校の学生に講演
元ムンバイ総領事武藤氏
     元ムンバイ総領事の武藤友治さんの講演会が6月23日、図書館のAVホールで開かれた。武藤さんは外大生に、自らの外交官生活や赴任地だったインドの情勢などについて講演した。【6月23日 大阪外大新聞=UNN】


     武藤さんは本学インド学科出身で、第1期の卒業生。卒業後は外務省に入省し、インドをはじめさまざまな国の大使館で40年間外交官として勤務してきた。
     ヒンディー語・ウルドゥー語科をはじめ、他言語科の学生や教員100人ほどが参加。講演は最近のインド、日本とインド、インドと私というテーマで進められた。
     先日行われたインドの総選挙の過程や選挙結果の明暗を分けたインド国内の貧富の差、また日印関係の歴史を紹介し、日本のインド研究の話にまで及んだ。「インドの魅力は多彩なインド人にある」という武藤さんは、ムンバイにいた三年間、時間を見つけて1日1人、自らインド人を訪ねていたという日課や外交の面白さを語った。
     また「外交は個人プレーの寄木細工」とも語り、「外務省の古い伝統に埋没してはいけない」「人と交流するなかで、人との出会いの喜びを見出すことが大切」と外交官志望の学生に向けてアドバイスした。






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