夏まつり詳細ニュース


移動動物園、子供たちに好評
 夏まつりの目玉イベントとして行われた移動動物園には、たくさんの子供たちが訪れ、普段あまり見られない動物とのふれあいを楽しんだ。

 移動動物園は、C棟前で行われ、アヒル、モルモット、ウサギにヤギ、ヒツジといった小動物を中心に見ることができた。子供たちには特にウサギとモルモットが人気。また、動物のいる柵の中に入ってふれあうこともでき、子供たちは満足そうな様子だった。
 ただ、C棟前という中心会場から離れたロケーションで行われたため、移動動物園が来ることを知らなかった人がいたことも事実。パンフレットにも詳しい記述がなく、目玉イベントとしての機能を果たせたかどうかは疑問だ。
 動物を連れてきたワールド牧場によると、「大学でするのは珍しい」という。外大で移動動物園をした経緯については「外大からホームページを通じて依頼された」と述べた。ワールド牧場は大阪の富田林にあり、乗馬やイルカと遊泳といった様々な施設や企画がある。その一環である移動動物園は、オファーがあれば近畿圏ならどこでも出向くという。外大では小動物が中心だったが、他にウシやウマも連れてくることができるとのこと。

韓国の留学生、初浴衣で優勝獲得
 雨のためA216教室で午後1時から行われた「浴衣美人コンテスト」。室内の蒸し暑さにも関わらず多くの観客が席を埋め、涼やかな浴衣美人たちのアピールに魅入られていた。今年の優勝者は、濃い青の浴衣を着た韓国人留学生だった。

 いまや夏まつり恒例となったこのコンテスト。今年は8人の「浴衣美人」が出場した。インド舞踊が特技だという学生やロシア人留学生、さらには夏まつりには毎年来ているという高校生などと多彩な顔ぶれ。
 ぱっと見でひときわ目をひいたのは、2人出場していたロシア人留学生の一人、「アーニャ」さん。草花で作ったかなり大きな冠を頭に載せ、「自然が好きだから」とアピールした。
 審査員による質問などがいくつか行われた後、観客の投票も合わせてその場で結果が発表された。それぞれに個性を魅せた8人の中から、みごと優勝者に選ばれたのは韓国人留学生の金美英(キム・ミヨン)さん。この日初めて着たという浴衣は濃い青に黄色の帯と、鮮やかなコントラストの組み合わせ。「うれしいです。浴衣は一度着てみたかった。ちょっときゅうくつだけど…」と言って、明るい笑顔を見せた。


優勝した金美英(キム ミヨン)さんとテディベア

「グリとグラ」ペア、V2達成


TDLパスポートを手にした「グリとグラ」。次はV3を目指す
 雨も上がり、A棟内から墓石階段ステージへと場所を移して行われた「2人のVIPショー」。予選を経て勝ち残った4組の中から、みごと東京ディズニーリゾート1DAYパスポートを獲得したのは「グリとグラ」のペアだった。

 グリとグラは、昨年の夏まつりで行われたペア企画でも優勝した「ベテラン」ペア。ほか、男性2人の「根暗」ペア、大学に入ってから付き合っているという「マグナムドライ」カップル、女性2人の「女ハン」ペアが決勝に残った。
 決勝第1ステージは、お互いの理解度を確認するクイズ。「2人で行きたい所は?」という質問ではお互いの答えが一致するかどうか、またどちらか1人に対して「好みの異性のタイプは?」など相手のことをどれだけ知っているかを尋ねた。「ファーストキスの年齢は?」という質問では「グリとグラ」ペアが勘で当て、観客からはどよめきが。
 第2ステージは玉入れ。観客が投げる新聞紙製の玉を、2人で持った箱にどれだけ入れることができるか、という競争だ。この結果、第1ステージでほかを引き離していた「グリとグラ」に、「マグナムドライ」が急接近。緊張の中、発表された点数はなんと、わずか1点差で「グリとグラ」が1位となった。
 昨年に続くV2達成に「グリ」こと石橋聡明さんと「グラ」こと石田直也さんは大喜び。「いやー、感無量です」と少しおどけてみせ、「夏休み中にはディズニーランドに行きます」と早くも心は東京に。さらに「来年?もちろんV3を狙います」と宣言した。

キティちゃん浴衣の女の子が優勝
 第24回夏まつりのステージ企画「ちびっこ浴衣コンテスト」がA416教室で開催された。10人のちびっこたちが参加。優勝したのはお母さんの手作り浴衣を着た2歳の女の子だった。

 出場したのは2歳から12歳のちびっこたち10人。女の子だけでなく、男の子も2人出場した。審査基準は、子どもらしさ、元気のよさ、おもしろさ、浴衣が似合っているか、トータルの印象。ちびっこたちは1人ずつ前にでて自己紹介をした。いくつか質問されたあと、くるりとまわって浴衣を披露し、最後に決めポーズ。ちびっこたちの愛らしいパフォーマンスに会場からは「かわいい」と歓声が。出場したちびっこたちの父兄は前のほうでビデオカメラをまわしたり、写真を撮ったりしていた。
 優勝したのは秋山瑠那ちゃん(2歳)。瑠那ちゃんには優勝賞品のハウステンボスの招待券とハウステンボス特製テディベアが贈られた。着ていたキティちゃん柄の浴衣はお母さんの手作りだった。瑠那ちゃんのお母さんは「浴衣を初めて作ったのとその浴衣で優勝したのとで2倍嬉しかったです」とハウステンボスの招待券を手に笑顔で話した。


特製テディベアを抱えてすまし顔☆の瑠那ちゃん

「祭りが好きですか?
  外大が好きですか?」
やぐらには、七夕にちなんで笹が飾られた






すっかり暗くなっても踊りの輪は縮まらない
 早朝より降り続いていた雨で一時開催が危ぶまれていた盆踊り。しかし「雨上がったら絶対やる」との夏まつり実行委員の祈りが通じたのか、雨は昼ごろには上がり、予定通り午後6時から開始された。

 参加者は最初はまばらだったが、午後7時を過ぎると浴衣や民族衣装に身を包んだ人が続々参加。外大音頭では、実行委員が再三「事故にならないように距離をたもってください」と注意を呼びかけるほど踊りが盛り上がり、フィナーレへ向けて時間が過ぎていった。夏まつりには毎年来ていると言う、孫をつれた女性は、「朝から雨だったから晴れたのでよかったです。今年も盆踊りを楽しみます」と話した。
 そして雨から始まった祭りの一日も終了時間の9時が近付き、ラストは恒例の外大音頭へ。曲が終わると「アンコール!アンコール!」との歓声があがった。それ対してに夏まつり実行委員長の山口晋也さん(英語・3年)が、「祭りが好きですか?外大が好きですか?お互いが好きですか?」と参加者に問いかけ、盛り上げてアンコールを開始。河内音頭、外大音頭が2曲続けて行われた。
 そしてフィナーレ。実行委員が色とりどりのジェット風船を配り、山口委員長のかけ声と共に一斉に空に放たれた。やぐらの周りには、自然と夏まつり実行委員の輪ができ、幹部たちの胴上げが行われたり、中には感極まって涙を流す委員の姿もあった。フィナーレの直後、山口委員長は「(朝は雨だったが)無理矢理、晴れのシフトで行って、模擬店関係者とかに迷惑をかけたけど、終わりよければすべてよしです」と話し、「みんないい顔をしてくれた。みんなで作り上げられたと思う。Sparking?じゃなくてホントにSparking!できました」と晴れ晴れした表情で語った。
 移動動物園などを呼び、地域密着型を目指した夏まつり。来年は、今年大学の反対などで断念した花火の打ち上げに再挑戦する。



フィナーレはジェット風船に彩られた


満足げな山口晋也・夏まつり実行委員長

夏まつりの片付け中に事故
 夏まつり終了後、模擬店ややぐらの撤去の最中に照明塔にちょうちんを取り外すため登っていた男性がはしごから転落。腰を強打し、意識はあるものの起きあがれない状態になり救急車で搬送された。

 転落したのはレンタル物品会社の男性。グラウンド東側、北から2番目の照明塔に登っていた。通報により救急車が午後9時25分ごろ到着。救急隊員らが救護し、現場にいた人に事情を聞くなどした。男性を収容後、救急車は午後9時35分、外大を出発した。
 山口委員長によると、男性は意識はしっかりしていて手などは動くが、腰が痛いと言っていたという。フィナーレ直後で人がまだたくさんグラウンドに残っていたため、救急車の入構に現場は一時騒然となったが、患者が救急車に収容されると徐々に落ち着きをとりもどした。山口委員長は、「事故のないようにと言っていたのに残念」と話した。

はしごから落ちた男性は救急車で運ばれた。腰の骨を折るケガ


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