「サンゲ・サブール(伺い石)」を上演
ペルシア語劇
ペルシア語劇では「サンゲ・サブール(伺い石)」を上演。物語は主人公のナルゲスという娘が不気味な声を聞くところから動き出す。「お前は死人と結婚する運命だ。」この声に恐怖を抱いたナルゲスは両親と町を去ることになる。しかし砂漠は広い。疲れた親子は偶然見つけた宮殿で休もうとするが、なんとナルゲスしか入ることができなかったのだ。宮殿に迷い込んだナルゲスは呪いをかけられ、眠っている王子を発見。彼を目覚めさせるためには、彼の体に刺さった40本の針を毎日1本ずつ抜いていかなければならなかった。毎日抜きつづけ、ようやく努力が実を結ぶ40日目をむかえたナルゲス。しかし最後の1本を召使いがナスゲスを裏切って抜いてしまい、王子をだまし彼と結婚してしまう。心に大きな苦しみを受けたナルゲスは「伺い石」に心の内を打ち明けるが、それは打ち明けた人か石かどちらかが消えるという危険な石だったのだ。全てを知った王子はナルゲスを救い出し、物語はハッピーエンドへ。
毎年3年生が中心となって作り上げているペルシア語劇だが、今年の中心は1、2年生に。なんと主人公ナルゲスを演じたのも1年生。しかし「なかなか練習する時間が合わず1限から集まる」ことも多かったそう。だからこそ合った時に集中してできたことが、成功の大きな要因だったのだろう。「(練習は)大変だったけど、楽しくやってくれました」と監督の山村茜さん。「皆でつくりあげたものです」と、メンバーに感謝の気持ちを表していた。
【新川佳那恵】
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