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昔の上流階級を風刺 「見た目で人を判断するんじゃない」
間谷祭初日の最後を飾ったハンガリー語劇「一等車」。
列車のコンパーメントを表現した舞台で、身なりのいい男女5人が乗り合わせるところから舞台は始まった。しばらくの間、とりとめのない会話で時間は進んでゆくが、そこに高級な車両には似合わない農男が一人あらわれる。農男は、嫌悪感をあらわにした他の乗客を尻目に自由気ままに振る舞う。たまりかねた乗客の一人が「乗る車両を間違えている。二等車両へ行け」と怒鳴るが、農夫は聞く耳をもたない。乗客は車掌を呼んで追い出そうとする。車掌は農夫の持っている切符を見るが二等車の切符であり一等車から追い出そうとする。しかし、農夫は頑として動かない。たまりかねた車掌は警察を呼ぶ。呼ばれてきた警官は念のために切符を確認するが、二等の切符の他に農夫は一等の切符を持っていた。呆然とした、他の乗客に対して「見た目で人を判断するんじゃない」と吐き捨てて農夫が去ってゆき舞台は終る。
この劇は、一部の上流階級が幅を利かせていたハンガリーの当時の状勢を風刺したもの。出演した日高真さん(2年)は、「なかなか面白さがわかりにくく、大変だったが得るものも大きくやってよかった。劇を作っていく上で、どうやったらいいのか分からずに苦労したが終ってみれば楽しかった」と満足そうに語った。また、劇後にはOBやOGなどから出演者らに花束が贈られるシーンもあった。
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