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矢印 英語の単位取得者、6割に満たず

 昨年度入学者よりTOEICのなどでの資格取得が単位取得の条件となった副専攻の英語。新制度導入1年目となる昨年度の単位取得者は全体の56%にしか満たなかったことがわかった。その一方、学内TOEICの平均点は一昨年の約530から約570へ上昇した。

 全国的にも珍しいというこの制度をつくった岡田新教授(英語専攻)は「就職には、スコア600が必要。にもかかわらず一昨年の平均は530しかなく、全体の底上げの必要を感じた」と導入の理由を話す。2年目での単位取得にスコア630の取得を課していることについては、「単純にスコアを今(一昨年時)のから100あげようと思ったから」という。

 導入1年目の昨年、学内TOEICに限ると昼間主全体の受験者数1078人で平均は569・48点。うち、制度の対象となる2002年度入学者の受験者数は381人で平均スコアは579・8だった。1年生の英語の履修登録者953人中、単位を取得できたのは536人で56%となり、6割にも満たなかった。
 この結果について岡田教授は、「思ったよりもがんばった」と一定の評価。ボーダーの580に満たず単位が取得できなった人も500から580に集中しており「あと少しの努力でクリアーできる。TOEICには慣れの問題もあり2回目にスコアがかなり上がる例も多くあるので、最低2回は十分準備して受験してほしい」とした。しかし一方で、「英語は努力しないとスコアは上がらない。新設したTOEIC対策講座やパソコンソフトを利用して得点アップにつなげてほしい」と厳しい一言も。

 「新制度の効果が出るのには数年かかるだろうが、長い目で見て力がついたということになればいい」と岡田教授。「今年度は、単位取得者を全体の7割に引き上げたい」と抱負を話した。ネイティブ講師の増加やクラスの少人数編成など「授業をもっと充実させてほしい」という学生の声については、「独立行政法人になることだし、なんとかしたいという思いもあるが、予算などの都合から大幅な改善はめどかが立たない」とした。
 また来年度以降の新しい取り組みとしては、「リスニング能力の向上のため、空間、時間の制約を受けないパソコンソフトの貸し出しを現在検討している」という。

2003年5月現在




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