コンピュータウイルス「Blaster」の被害、外大内ではまだなし
「セキュリティ意識持って」
     ウィンドウズ2000、XPで8月なかばから被害が報告されているコンピュータウイルス「Blaster」だが、8月21日の時点で外大ではまだ被害は報告されていないことがわかった。【8月21日 大阪外大新聞=UNN】

     外大内のネットワークにつながっているパソコンには、Blasterの攻撃対象となっているウィンドウズ2000、XPも複数台ある。情報処理室の堀一成助教授(言語・情報専攻)と総務課研究教育係の松月淳係長によると、外部からの攻撃や不正アクセスから内部ネットワークを守る仕組み「ファイア・ウォール」を学内ネットワークと外部のネット環境との間に設けていたため、被害が及ばずに済んだという。ファイア・ウォールの外にあるパソコンも数台あるが、これらもデータの通り道であるポートを閉めていたため影響は受けなかった。
     教授の研究室や院生室にもパソコンはあるが、被害の報告は寄せられていないという。情報処理室では、今回の2000とXPの欠陥について修正するよう呼びかけている。しかし各研究室までは手が回らず、ウイルスに感染した人が実際にはいる可能性もある。さらに研究室などのパソコン管理については「個別の責任」との見解を現段階では示し、相談などは受け付けているが、情報処理室から出向いていくようなサポート体制は組んでいない。
     また、大学のデータ管理などを行うサーバのOSには主にLinuxを使用しており、攻撃対象外であるため影響はなかった。
     大学は無事だったが、堀助教授は「学生などが家で感染して、何か持ち込んだりしたら困る。セキュリティ意識を少しでも持てば違ってくるので、『カギをかける』習慣をつけ、個人で対策をとるようにしてほしい」と話している。

    【小林朋子】


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