ロシア語の単語検索ソフトを開発
約4000語を収録
     ロシア単語検索ソフト「ЗДРАЧИВА(ズドラチワ)」 が上原順一助教授(ロシア語専攻)によって開発された。PA LMOS搭載の電子手帳(PDA)がロシア語の単語検索ソフ トとして使用することができるようになる。【12月1日 大阪 外大新聞=UNN】

     「ЗДРАЧИВА(ズドラチワ)」とはロシア語の「ズド ラーストヴィーチェ(こんにちは)」と日本語の「こんにちは 」を足して2で割った名前。ロシア語→日本語の順番も含意し ている。
     このソフトはロシア語の初級学習者向けで、単語の基本形を 検索すると、日本語訳、変化形を表示する。現在、約4000語の 名詞、形容詞、動詞が収録されている。また、このソフトの特 長は単語の意味を基本形からだけではなく、変化形からもひけ ること。変化が多く、実際は基本形で書かれることがあまりな いロシア語にとってはありがたい機能だ。
     開発のきっかけは、日々の授業の中にあった。ロシア語の初 級学習者にとって単語の変化を覚えることは必須である。しか し、辞書にはすべての単語の変化形が載っているわけではなく 「辞書と教科書の単語変化表をつきあわせて自らで変化形を作 り出すのには手間がかかるのではないか」と上原助教授は考え た。すでにロシア語科の1年生に試作品を披露。学生の反応は 「おぉー!」と好感触だったという。
     最後の5分間で、舞台の代表としてスワヒリ語劇の3人がアピ ール。ジンバブエの親指ピアノを演奏したり、太鼓に合わせて カメラの前で踊りを披露して異文化を印象づけた。それまで緊 張で表情は固かったが、踊った時ばかりはアナウンサーに「思 わず笑顔になりましたね」とコメントされるほど自然な笑顔が 見られた。
     しかし、PALMOSは文レベルのキリル文字に対応しておらず、 文がきれいに表示されない。また、ロシア語には違う意味でも 同じスペルで綴られる単語があり、それらの区別ができないな ど、まだ課題点がいくつか残っている。それらのことを視野に 入れ、今後さらに改善していきたいという。

    【山口あゆみ】




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