過去のニュース【2002年3月】

大外大講師が個展開催
大阪芸術センターで

     大外大非常勤講師のローランド・ミュラーさん(英語専攻)の個展「写真−絵画との親和」が大阪府立芸術センターで2月28日から3月8日まで開催された。日本で7回目となる個展で、高さ2メートルを越す作品「untitled」ほか約20作品が展示された。【3月6日 大阪外大新聞=UNN】

       展示された作品群は、自らの肉体を納めたフィルムを切り刻み、糊で幾重にも貼り合わせて1枚の大きなプリントにまとめるという手法により生み出された複雑なもの。作品上には目、歯、口腔、などの感覚器官が無秩序に散在し、バックには透明顔料で色付けされ、極度に単純化された風景、例えば「窓」のようなものが描かれている。「強烈なオリジナリティーがある」と話す大外大生は、ミュラー講師の個展に足を運ぶのは2回目だという。
     「ある特定の感情を表現しているのではなく、もっと重層的な『何か』だ」と同講師は話す。「アートは(私の)人生そのもの」と続けるミュラー講師はドイツ生まれのオーストラリア育ち。「退屈が何よりも最悪」と語る同講師は、大学卒業すると同時に世界各国を旅して回った。滞在先ではたびたび個展を開き、その様子が「Daily Yomiuri」でも取り上げられた。。英語、独語、西語に堪能で、東南アジアから中国、そして9年前には日本に至り、大外大では2年前から英語科講師を勤めていた。
     しかし「子供の小学校入学に合わせる」ためと「創作活動に専念する」との理由で、今春、故国オーストラリアに帰国するという。「大外大はとてもいい場所だった。多くの人とコミュニケーションがとれ、いい経験になった」と笑顔で語った。





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