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検察官を招いて
この授業は津田守教授(フィリピノ語専攻)が企画したもの。授業には学部1年生から大学院2年生までの司法通訳に興味のある21人が参加。法務省法務総合研究所の教官である検察官の山下輝年さんを招いての授業で、山下さんによると検察官が法学部以外の学部で授業をするのは初めてのことだという。 司法通訳とは、外国人が関わる裁判において、被告人(外国人)と裁判官や警察とのやりとりをスムーズにする職業。 山下さんは外から見た法廷と実際の法廷のギャップについてや法廷での司法通訳のありかたなどについて語り、参加者はメモをとったり質問するなどして熱心に話に聞き入っていた。 授業を終えて、山下さんは「要通訳外国人事件は少ないとはいえ、年々増加しており司法通訳は今、不足している状態。司法通訳を目指す人には日本語でも法廷傍聴を何度も聞いて即戦力になってくれることを期待している」と話した。 授業に参加した大学院に進学予定という池上里子さん(中国語・4年)は「法律家のセンスと一般人の考え方とのあいだには大きな差があると感じた」といい、現場の声を聞くことは新たな経験となったようだ。また、池上さんは「今後もこのような企画を続けてほしい」と話していた。 この特別公開授業を企画した津田教授は、授業を終えて、「専門家の貴重な話が聞けてとてもよかった。機会があればこれからも授業に取り込んでいきたい」と意欲的。 また、同教授によると、平成15年度から外大大学院で新規で開設される科目は「司法通訳の実務論1」などの9科目(うち2つは名称変更)。講義はリレー形式でひとつの講義を複数の人が担当する。実務論では実際に法廷、法務、警察、弁護通訳の現場で働いているプロの人が講義するという。外大には通訳になりたいと思ってい学生が多くいるが、司法通訳などになるための専門的なコースができたのは初めての試み。将来的には医療通訳も考えているという。 このページのトップへ ご意見・ご感想は こちらまで。 記事の無断転載を禁じます(c)大阪外大ニュース編集部 |