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宝塚の映像コンクールで
今回の映像コンクールには、昨年の149本を大きく上回る228本の応募が全国からあり、白井さんの作品を含む7作品が予選を突破し、本選にノミネートされた。7作品中、白井さんの作品だけがドキュメンタリーだった。惜しくもグランプリは逃したものの、女性監督作品に贈られるすみれ座賞を獲得した。 白井さんは「他の人の作品が素晴らしくて、まさか自分が受賞するとは思わなかった。なので表彰されても全然、緊張しなかった」と受賞の心境を語った。 白井さんがカメラを回そうと思ったきっかけは、約1年半におよぶ中国留学中に友人から「児童村」という施設を紹介してもらい、実際にそこでの子供たちとのふれあいの中で、彼らの笑顔や表情を記録したいという思いからだった。そして日本に馴染みの少ない「児童村」の施設の存在を、多くの日本人に知ってもらいたいという軽い気持ちで映像コンクールに応募した。 撮影現場となった北京にある「児童村」は、3歳から15歳までの子供たちが暮らしている。ただ、彼らの親が犯罪を犯し服役中だということだけが他の児童施設とは違う点だ。親が刑期を終えて出てくると、親と暮らすために子供たちは施設をあとにする。 白井さんの作品は、このような事情を抱えた子供たちの日々の生活ぶりを18分にまとめたもの。朝、子供たちが起こされるシーン、洗面をする姿、登校の様子など、子供たちの表情を中心に撮影されている。 日本に帰国後、白井さんはこのビデオを販売し、その売上金を「児童村」に送っており、白井さんと「児童村」の関係は続いている。卒論も「児童村」に関して書くそうだ。 【浦野純子】 このページのトップへ ご意見・ご感想は こちらまで。 記事の無断転載を禁じます(c)大阪外大ニュース編集部 |