バイク入構制限強化へ
駐輪場建設を受け
     二輪駐輪場の2階建て改修工事による駐輪スペース減少のため、大外大交通安全委員会は、許可車両以外の入構を一切認めない方針を明らかにした。【9月13日 大阪外大新聞=UNN】

     8月の夏季休暇入りと同時に始まっている大学会館改修工事のため、現在、大学会館南側の二輪駐輪場と、守衛室から大学会館南側の駐車スペースは使用不可。このため、工事終了予定の1月まで、水泳プール前の駐車場を臨時駐輪場として設けている。
     しかし、400台の許可車両しか収容できるスペースがないため、交通安全対策委員会委員長の深尾葉子助教授(中国語専攻)は「許可車両以外の駐輪を一切認めない」と取り締まりを強化する方針。同助教授は「校門や臨時駐輪場に守衛、対策委員が立ち、不許可車には帰ってもらうよう指導する」と続け「臨時駐車場以外への駐輪もさらに厳しくする」と話す。
     大外大生からは「厳しすぎる」「今まで駐輪できたのになぜ」との声が噴出しそうだが、今回の措置に至るには、地域住民からの苦情に対処してきた大学側の事情がある。
     大外大が1979年に上本町から移転するにあたり、懸案の一つとなっていたのがバイク、自動車による騒音問題だった。当初、住民側は公共交通機関での通学しか認めない方針だったが、大学側は交渉の末、約400台のバイク通学の許可を得たという。それ以来、バイク、自動車での通学は許可制をとっている。
     しかし、約400のバイク許可車数に対し、実際の入構台数は800から1000台。ひどいときには許可車率が20パーセントにも満たない時があるという。「1日1000台ものバイクが往復する外大坂に住んでいたらと考えてみて」と深尾助教授。住民からは、バイク通過にともなう騒音、排気ガスに対する苦情が後を絶たないという。
     また、最近は、留学生会館、サークルボックス付近、B棟とC棟の間などの駐輪禁止スペースに停める学生、構内道路で「大学内道路だから」と二人乗り、ヘルメットを着用しない学生も増えており「モラルの低下が甚だしい」と同助教授は続ける。
     「外大に所属する以上、最低限のマナーは守って欲しい」と、深尾助教授は大外大生たる自覚を促すため、ポスターなどで啓発運動を行うのこと。「入構取り締まりをいつまで行うかは、学生のモラル次第」と話し「工事が完了する年明け頃までに、学生の意識を変えることができるだろうか」と心配気味に話した。

    【甲田将一】




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