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開発・環境のゼミ生が企画
この活動は、開発・環境専攻の3年生4人が始めたもの。小林清治助教授(環境・開発専攻)の授業で「地域通貨」について学び、それを大外大でも実行しようということになった。4人は地域通貨「やま」実行委員会を結成し、具体的な活動内容を詰めている。 「地域通貨」は、限定した地域内でサービスの交換などを行う際に使われるお金のこと。実際の価値はなく、その地域内だけで通用するものなので普通のお金のように貯め込むことがない。常に循環し、経済の活性化にもつながるという利点がある。紙幣や通帳などの方式があるが「やま」では紙幣を利用する。 説明会には6人が参加した。最初にビデオ「エンデの遺言」を上映。「モモ」の作者ミヒャエル・エンデのメッセージを取り入れ、世界各地で実施している地域通貨の取り組みを紹介したビデオだ。その後、「やま」の見本を用いてその使い方を体験。 例えば「お菓子を作ってもらいたい」と思ったとする。地域通貨に参加している会員のリストから、それができる人を探して連絡する。そこで交渉が成立し、お菓子作りというサービス代として「やま」の紙幣が移動する、という仕組み。どれだけ支払うかの目安はあっても、決めるのは当事者。その額はいわば、ありがとうの気持ちだ。「やま」を稼ぐには、自分が他の会員に何かサービスを提供することになる。 このようなやりとりを通じて、学生同士、または学生と教官との間に交流が生まれること、それが大外大における「やま」の役割であり狙いだ。参加を決めた学生(スワヒリ語・2年)は「普通のお金のようによそで使ったら終わり、というのではなく、サービスが循環して人と人とのつながりを体験できるのがいい」と話した。 実行委員の牛嶋久子さんは「ゼミで色々と勉強したが、実際にやらないことにはわからない。誰でもできることなので、それなら私たちも、と思った」ときっかけを話す。「地域通貨を知らない人も多いと思うので、これからは口コミや掲示板を通じて広めていきたい」と意欲を見せた。 「やま」の使用は、まず第1期として11月1日から30日までの1ヶ月間を予定。参加希望などの連絡は、実行委員コーディネーター担当の起(おこし)由香さんが受け付けている(メールokorin@sannet.ne.jp)。 【小林朋子】 このページのトップへ 大阪外大新聞トップページに戻る。 ご意見・ご感想は こちらまで。 記事の無断転載を禁じます(c)大阪外大ニュース編集部 |