第1回セミナーでは講師に帝塚山大就職課、松下電工株式会社名誉顧問の吉識利昭さんが招かれ、「自己開発」をキーワードに講演した。夏休み明けからは毎週、就職指導室主催の就職支援企画が行われている。 「厳選採用」という言葉が使われる通り、企業が求めるのは即戦力。不景気のあおりを受け、採用基準に満たなければ、欠員がでても採用しないという傾向が続いた。第2回のガイダンスでは「自ら課題を発見し、解決策を考え、実行できる」ことの大切さが強調された。 IT産業は進歩し、インターネットがすっかり定着した。就職活動においても同様。企業情報の収集は当然、エントリーシートもインターネットで手に入れる時代だ。「インターネットの活用」は今や就職活動の必要条件となる。大外大でもインターネットを使った就職情報の提供が行われている。携帯やパソコンに、学生課からの就職情報が入るCANDiに加え、今年からは求人情報も入手できるCANETが導入された。CANDiへの登録はhttp://oufs.candi.ne.jpで。CANETは就職指導室で、指定用紙に必要事項を記入して登録する。就職指導室は学生との対話を望んでおり、相談は予約不要。週2日間は午後9時まで就職担当者が在室する。 就職専門員・田中吉郎さんの話 田中さんは学生課の職員。3年前から就職担当に配属が決まり、それ以後、外大生の就職を支援してきた。外大生を「最大の強みは言語、そして最大の弱みも言語」と分析する。 外大生は言語学習を通じて、常に異文化にさらされてきた。自分と異なるものに触れるなかでの衝突。その衝突をどうしたらいいのか。解決策を模索するなかで国際感覚は磨かれていく。田中さんは「違う文化を何事もなく受け入れる。これは日本人の苦手とするところ。しかし外大生は常に異文化に触れることで自然と備わる」と。異文化との交流を通じて得られる他者理解。それこそが企業が求めるコミュニケーション能力なのだろう。 しかし一方で「失うものもある」と田中さん。「語学学習に時間を割かれることで、世間から隔離され、社会性が欠如する」。「また外大生の中には言語が役立たない、と思っている人もいる」と。 学生生活を振り返るとき、外大生にとって、語学学習は大きな意味をもつ。それをどう企業にアピールするか。生かすも殺すも自分自身となる。 このページのトップへ 大阪外大新聞トップページに戻る。 ご意見・ご感想は こちらまで。 記事の無断転載を禁じます(c)大阪外大ニュース編集部 |