国際調停センター 学内に国内初の設置

 同志社大と公益社団法人「日本仲裁人協会」(東京都)は12月1日、「京都国際調停センター」を学内に設置することで調印した。日本に国際調停センターが設置されるのは初めて。日本企業に対して、友好的かつ安価で迅速な紛争解決の場を提供することを目的としている。
 近年、国際ビジネス紛争の解決方法として調停に注目が集まっている。従来の解決方法である裁判や仲裁よりも、低コストかつ迅速に解決できることが理由だ。欧米では調停が広く利用され、アジアでも2014年にシンガポールに国際調停センターが設置された。
 一方で、日本では夫婦、親子、親族同士のもめ事について調停委員が間に入る家事調停は良く知られているが、ビジネス紛争の解決方法としての調停の認知度は低いのが現状だ。同センターの設置をきっかけに、日本における実効的な国際紛争解決のためのインフラ整備を目指していく。 
【湊卓也】

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