文化発信する人材育成 文化庁移転で新科目設置

 文化庁の京都移転決定を受けて、同志社大は4月、京都の文化や芸術を発信する人材の育成を目指す「クリエイティブ・ジャパン科目」を新たに全学共通教養教育科目に設置する。文化庁の文化芸術政策を取り込み、大学の創造経済研究センターや京都と茶文化研究センターの研究成果も生かす。
 新科目は▽京都科目▽クールジャパン科目▽クリエイティブ・ジャパン科目▽既存の国際教養科目から移行する留学生との共修科目——の四つで構成。京都科目は京都の文化を街づくりに生かす手法を、クールジャパン科目は日本文化の海外発信のあり方を学ぶ。クリエイティブ・ジャパン科目では日本文化の国際的な知名度向上を狙うビジネス戦略を考える。
 同志社大は12月6日、今出川キャンパスで科目開設を記念したシンポジウムを開いた。「日本のブランド力としての文化創生」をテーマに文化庁地域文化創生本部の松坂浩史事務局長や、京都と茶文化研究センター長の佐伯順子教授ら4人のパネリストが登壇。「日本文化の魅力とは何か」「科目を通して学生に何を伝えたいか」を議論した。  【山中秀祐】

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