臓器提供意思表示のリーフレット作製——学生目線の思い伝える

 商学部の葉子准教授のゼミ生が京都府とともに移植医療に関する正しい知識を啓発する「MUSUBU2017」の一環として臓器提供の意思表示に関するリーフレット案を作った。8案中2案がインターネット上の投票で選ばれ、府内の役所や保健所などに設置される。投票は30日まで。

 臓器提供の意思表示は健康保険証や運転免許証などに、自分の死後、臓器提供をしたいか否かを示すこと。今回は府からの依頼で健康対策課が毎年作るリーフレットのデザインをゼミ生が考案した。

 作製期間は4〜8月の約4カ月間。学生らが50を超えるデザインを提案し、ゼミ内での投票を通して8案に絞られた。各リーフレットにはインスタグラムの投稿画面をイメージしたデザインや、モデルに学生を起用し身近に感じてもらう工夫を凝らした。

 ゼミ代表の奥田亜衣子さん(商・3年)は「意思表示について考えてもらえるようにまとめるまで、何度もゼミで意見をぶつけ合った」と完成までの難しさを語った。また瓜生原准教授は「リーフレットの投票を通して臓器提供意思表示について家族と話すきっかけになればうれしい」と話した。

 投票は特設サイト(http://musubu.kyoto.jp/leaflet/)で30日まで受け付けている。投票結果は10月15日に京都タワーでシンポジウムに合わせて発表される予定だ。                     【馬場達也】

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