京田辺、図書館工事始まる——学習スペースの充実図る

 同志社大は8月、京田辺キャンパスのラーネッド記念図書館の改修工事を始めた。1986年の開館以降、大規模な改修工事は初めてで、学習スペースの充実が狙い。期間中は資料の貸し出しなどが制限され、利用再開は来年1月中旬の見込み。

 図書館は地上3階建て(床面積6591平方㍍)。約23万7千冊の図書収容能力があった。今回の改修で1階に新たにプレゼンテーションコートやラーニング・コモンズを設置するほか、2階には外国語の会話練習をしたり、海外の新聞を読んだりできる異文化理解の学習エリアも設ける。

 また同志社大図書館は1日、ラーネッド図書館閉館に伴う一時的措置として、利用できる電子書籍を約3万4千タイトルに大幅に拡充。以前から電子書籍を提供していたが、タイトル数は少なかった。

 電子書籍は学内のパソコンから「Maruzen eBook Library」にアクセスして利用できるが、大学が提供する仮想プライベートネットワーク(VPN)に接続すれば、自宅や外出先からでもアクセスできる。図書館の電子書籍は通常、画面上の閲覧に加えてダウンロードや印刷もできるが、拡充される電子書籍は閲覧のみ。

 工事中はラーネッド記念図書館を原則利用できないが、今出川図書館の資料取り寄せや一部の図書の閲覧は可能。閉館中のレファレンスサービスなどは知真館1号館113教室で提供する。開室日や時間は図書館ウェブサイトで確認できる。

 今回の改修で京田辺キャンパスにも新たにラーニング・コモンズが設置され、学生が能動的に学んだり、協同学習できたりする環境が整う。京田辺キャンパスに通う男子学生(理工・2年)は「新しくきれいな環境になることで、集中力も上がると思うので、良いことだと感じる」と改修に期待を示した。              【山中秀祐】

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