学生運営の「子ども食堂」――地域をつなぐ懸け橋に

 学生が運営する「子ども食堂@まほロバ」が6月17日、店長が日替わりの店「魔法にかかったロバ」(上京区)で開かれた。9回目の開催で、子どもと保護者合わせ30人以上が参加した。代表を務める山崎亮太さん(社会・2年)は「今回は参加者が最も多かった」と話す。

 子ども食堂は、親に代わって食事を子どもに提供したり一時的に子どもを預かったりする社会的支援の一つ。「子ども食堂@まほロバ」は同志社大や関西学院大などの学生5人で切り盛りしている。知人から資金を募り、以前から山崎さんが運営スタッフをしていた同店で昨年10月に第1回を開いた。中学生以下は無料で参加でき、学生や社会人も食事が可能。毎回20〜30人の子どもが集まるという。山崎さんは「親の口コミなどで広まり、多くの人が参加してくれた」とうれしそうな表情を見せた。

 17日の開催では開店から15分もたたないうちに多くの人が集まっていた。店内では子どもが年の差に関係なく食事を楽しみ、店の前では親同士が交流し、大いに盛り上がった。今回初めて参加した子ども連れの保護者は「保育園の掲示板で知った。想像していたよりもアットホームな雰囲気で安心して子どもを預けられる」と満足げだ。

 5月からは月に1度の開催に加えて、毎週木曜日の朝にも子ども食堂を始めた。同店近くの保育園から、より多くの子どもに朝ご飯を食べさせてほしいという要望があったためだ。山崎さんは「保護者にはもっと気軽に利用してほしい。今後は食事だけでなくイベントなどを開いて地域のつながりをより強めたい」と熱く語った。                                【馬場達也】

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