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ラグビー——新体制で頂点目指す

出稿日:2017年3月29日

 昨年、11季ぶりに全国大学選手権で4強入りを果たしたラグビー部。昨季までの絶対的エースWTB松井千士(スポ健・4年)がチームを去り、4季にわたりチームを率いた山神孝志監督の退任も発表された。新体制のもとで33季ぶり悲願の全国制覇を目指す。

 「結果に対して良かったとは感じていない」と2017年度の主将を務めるFL野中翔平(スポ健・3年)は語気を強めて昨季を振り返る。敗戦した大学選手権準決勝の東海大戦では試合開始12分で3連続トライを許すなど力の差を見せつけられた。大事な場面でのノックオンやキャッチミスも目立った。それでも野中が「周りの人はとても喜んでくれた」と語るように、11季ぶりの快挙に同志社ファンは沸いた。多くの声援を背に頂点を目指す。

 大学選手権で優勝することは目標ではなく手段だという。野中は「選手にはそれぞれ日本一だと証明したいことがある。それが『自分の強さ』なのか『チーム力』なのか『スタッフ陣』なのか、それは個人によって違うと思う。しかし、全ての証明は1番にならなくては説得力がない。だから1番にこだわる」と語る。

 「昨季は外側の攻撃陣までボールを回すことに苦労した」と試合展開を振り返る野中。チームの中心として期待を寄せるのは、昨季けがに苦しむも高いハンドリングスキルを持つ副将のCTB阿部亮介(心理・3年)。持ち前の技術と強烈なタックルでFB安田卓平(商・2年)をはじめとする強力な攻撃陣までボールを回す役割が求められる。野中は「学生スポーツだがプロ意識を持って、見に来てくれている人に満足してもらえる試合をしたい」と意気込んだ。

 4季にわたりチームを率いた山神監督が昨季限りで退任。今季からは昨季までコーチを務めていた萩井好次氏が新監督に。常勝軍団の確立に向けてかじを切る。【湊卓也】

《萩井好次氏(はぎい・よしつぐ)》 

 1975年、大阪府東大阪市生まれ。府立八尾高から同志社大へ進学。96年度の大学選手権4強メンバー。現役時代はPRとして活躍。引退後は05〜14年度まで関学大で監督やコーチを務め、16年度から母校・同大のコーチに就任。