玄米粉 老化を抑制

 同志社大大学院脳科学研究科の杉本八郎教授と島根県産業技術センターは高水圧加工された玄米粉には認知機能や筋力の低下を抑制する可能性があると発表した。実験では玄米粉に認知機能の低下を抑える効果があったため、認知症予防策として期待される。

 使われた玄米粉は玄米と水を特殊な機械に入れ、6千気圧で細かく砕いたもの。高水圧で加工することで、栄養を効率的に摂取できる。

 研究では老化現象の進行が早いマウスを、玄米粉・白米粉・小麦粉を食べる三つのグループに分け、変化を調べた。マウスを迷路内で移動させたり網の上に乗せ尻尾を引っ張ったりするなどの実験の結果を見ると、玄米粉を食べ続けた個体は記憶力や筋力が向上していた。

 研究グループは玄米粉が含んでいる脳機能改善に期待されている物質や抗ストレス作用のある成分が影響していると推測。杉本教授は「毎日おいしく玄米粉を食べて認知症の予防につながればうれしい」と語る。               【馬場達也】

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