【ラグビー】リーグ制覇へ突き進む——松井 けがからの復活劇

今年の9月から始まった2016ムロオ関西大学ラグビーAリーグは後半戦を迎えた。開幕から4連勝と勢いに乗るラグビー部は11月12日に関西大と対決。75-10で見事勝利し、リーグ制覇へと一歩前進した。

晴天の下、関大のキックオフから試合は始まった。前半7分、SO永富健太郎(スポ健・4年)のキックしたボールをFB﨑口銀二郎(経済・4年)がキャッチし、そのままトライ。永富もゴールキックを成功させ、順調な滑り出しとなった。しかし、前半13分には自陣ゴール手前で関大のPR後藤拓也(4年)のインターセプトからトライを奪われる。さらにゴールキックを決められ同点に。一進一退の攻防が続いたが、19-10と同志社が一歩リードした状態で前半は終了した。

後半は同志社優勢の展開となった。後半7分にCTB阿部亮介(心理・3年)が左中間にトライを決めたことを皮切りに、8連続トライで一気にリードを広げる。特にWTB松井(スポ健・4年)は得意の走りで敵陣を突破し3トライ、後半23分から途中出場したWTB安田卓平(商・2年)も2トライと大活躍。後半は関大を無得点に抑え、守備でも力の差を示した。

試合後、山神孝志監督は「予想通りの展開となった。立ち上がりは課題だが、後半は一人一人がしっかりと活躍できていた」と評した。「全勝中の天理大を意識しているが、まずは次の立命館大との対戦で確実に勝利したい」と力強く応えた。

松井はこれまで2015年に7人制ラグビーの日本代表選手や、リオデジャネイロ五輪のバックアップメンバーを務めた。50㍍5秒7の快足を武器に、日本国内に留まらず世界で活躍している。

今シーズン、12日の関大戦から出場。8月に筑波大との練習試合で足首を剥離骨折したことにより、第一線を離れていた。「骨折が完治するまでは安静に」と山神監督から指示があったため、試合やトレーニングにはほとんど参加しなかった。「治療に数カ月かかるけがは初めての経験。チームに何も貢献できなくて悔しかった」と話す松井。しかし「まだ(リオ五輪で)日本代表に選ばれなかった気持ちを引きずっていたため、気持ちを切り替えるいい機会だった」とも語った。今回の試合に関しては「前半はうまく動けなかったが、後半にはトライだけでなくタックルも決まった」と振り返る。

復帰後、初の試合にもかかわらず圧巻のプレーを見せ、観客を沸かせた松井。「ここからトライランキング1位を目指す」と意気込んだように、残り3試合、どのような活躍をするか期待が高まる。                      【馬場達也】

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