【11・12月号掲載】被災学生支援 台風19号受け

 京都大は、10月の台風19号で被災し経済的理由で修学が困難になった学生と一定の条件を満たした入学志望者に対し、経済的な支援をすると発表した。授業料を免除する他、奨学金や支援金などを用意している。

 教育推進・学生支援部に10月28日までに書類を提出した対象学生は、後期授業料を免除される。被災から3カ月以内に申請すれば、緊急支援一時金として修学・生活のための一時金、25万円を受け取ることができる。日本学生支援機構(JASSO)が実施する貸与奨学金や支援金といった措置もある。

 来年度の入学志望者に関しては、台風19号で家計支持者が亡くなった場合や、災害救助法の適用地域内にある住居が被害を受けた場合、被災を理由に収入が見込めなくなった場合などに限り、入学者選抜試験の検定料を免除するとしている。

 いずれの申請にも、罹災(りさい)証明書が必要だ。

 来年度の入学予定者に関して具体的な方針は決まっていないが、「京都大学授業料、入学料免除等規程」で、入学前1年以内に起きた災害を理由に納付が困難な場合は、授業料と入学料を免除することが定められている。

 台風19号は10月12日に伊豆半島に上陸して関東地方を通過。静岡県や新潟県、関東甲信地方、東北地方を中心に広い範囲で記録的な大雨となり、東日本に甚大な被害をもたらした。災害救助法適用地域は11月1日時点で、14都県390市区町村に及ぶ。

【田中穂乃香】

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