【11・12月号掲載】コラム・知恵袋

 先輩たちはよく酒を飲んでいる。先日も先輩と成人した友達が酒を飲みながら話していた。未成年の私はソフトドリンクを飲みながら会話に混ざった。酒を飲みながらの会話は楽しそうで、飲酒ができる友達をうらやましく思った▼アルコールは苦しいことを忘れさせてくれるらしい。ある友達は「人生は酒がないとやってられない」としばしば口にする。日頃からいろいろと苦労が絶えないのだろう▼もっとも、酒は時に思慮分別すら忘れさせてしまうらしい。泥酔した人が他人を恐喝したり暴力を振るったりする事件は多い。また、過度な飲酒は注意力を下げ、さまざまな事故を招く。飲酒運転が原因の交通事故も絶えない▼11月祭事務局は、11月祭期間中の構内での飲酒を全面的に禁止した。飲酒禁止の決定には大学の介入の影響があったことが明らかになっている。学生が主体で行われるべき11月祭の運営に大学の介入があったことは問題だが、飲酒が原因の事件への対策は必要だろう。過去には過度な飲酒で参加者が一時的に意識不明になった例もある。来年度以降の11月祭について、学生主体でしっかり議論することが必要だ▼飲み過ぎは危険だが、適量の飲酒は健康に良いとされる。「全く酒を飲まない人」や「酒を大量に飲む人」よりも「酒をほどほどに飲む人」が長生きだったという研究もある。適度な飲酒は人生を豊かにするかもしれない。1年と1カ月後に成人したら、私も節度ある飲酒を心掛けたい。【大林嵩幸】

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