【11・12月号掲載】コラム・知恵袋

 ラジオを聴き始めたのは中学1年生のころ。ゲームやパソコン、テレビが自室になかった当時、ラジオが一番の楽しみだった。勉強するときも流し、深夜のトーク番組を聴くために夜遅くまで起きていた。そのため毎日寝不足気味で、授業に集中できず学校の成績は下がる一方だった。今となっては良い思い出だ▼私はトーク番組をよく聴いていたが、ラジオでは芸能人が自身のプライベートを語るなどして、テレビで見せる姿とは違った一面を見せてくれる。聴取者としては、それだけでも芸能人の秘密を知ったような気分になってうれしかった▼また、はがきやメールなどを通じ番組にメッセージを送ることもでき、運が良ければ出演者に読んでもらえる。ラジオの魅力はこのように、テレビでは実現できない出演者と聴取者の距離の近さや双方向性にあると思う▼最近、若者を中心にラジオ離れが進んでいるといわれる。しかし、インターネットやSNSの普及を生かし、ツイッターを活用する番組の出現や、パソコンやスマホでラジオが聴けるサービス「radiko」の開始など新たな試みも始まった。ラジオは若者にとってより身近なものになってきているのではないか▼普段ラジオを聴かない人、ラジオって音声しかないから面白くなさそう、と思っている人も試しにつけてみてほしい。ゲームをするのも、ネットで動画を見るのも良いが、それらとはまた違った楽しみを見出せるはずだ

【田林航】

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