【11・12月号掲載】カウンセリングルーム 悩める京大生の味方に

 学生総合支援センターのカウンセリングルームがサイト上で発表した「留年について」の記事が、インターネット上で話題を呼んだ。「留年や退学は、単に個人の失敗としてのみ捉えられるべきものではない。大学というシステムは、一定数の留年や退学を生み出すようにできている」と述べている。

 カウンセリングルームがあるのは吉田キャンパス本部構内。附属図書館の南側にあり、赤レンガの建物の1階西端に設置されている。桂キャンパスでは健康科学センター内に週2日、分室も開室中だ。基本的にカウンセリングは事前に学生が電話などで予約し、対面で40分から50分ほどの面接を行う。

 年間約700人の学生が訪れ、総面接回数は4千から5千件に上る。近年は相談者が増加すると同時に、相談内容も幅広くなっている。学生総合支援センター長でカウンセラーの杉原保史教授は「相談者の多様なニーズに応えていくには、これまで以上に多様で多元的な相談体制を全学的に整えていく必要がある」と話す。「思い詰めると視野が狭くなる学生も少なくない。カウンセリングが解決の手段となれば」と学生への思いを述べた。

【清水綾里】

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