【9・10月号掲載】日立が京大と連携

 京都大と日立製作所は「日立未来課題探索共同研究部門」を国際科学イノベーション棟に新設した。人工知能の研究などに力を入れ、全ての人が必要なサービスやモノを享受できる「超スマート社会」の実現を目指す。

 同部門は「ヒトと文化の理解に基づく基礎と学理の探求」という理念のもと8人の日立と京大の研究者らを中心に進められる。

 人工知能の進化の研究では、工学や情報科学などの分野だけでなく、生命科学や経済・教育などの社会科学分野との連携も視野に入れる。生物の進化や集団行動の仕組みを参考に、人間と人工知能との共生を探っていく見込み。

 また、京大の研究者との対談を通して、将来人類が直面する諸課題を洗い出し、研究を進めていく予定だ。同研究部門の嶺(みね)竜治特定准教授は「2050年の社会では今の学生が中心になる。学生も研究に巻き込んで、共に議論する機会を設けたい」と語った。

【嶋田敬史】

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です