【6・7月号掲載】特色入試見直し 出願要件緩和へ

京都大は、出願要件や募集人員の変更を盛り込んだ2017年度と18年度の特色入試の概要を公表した。初の実施となった16年度特色入試は、教育学部や理学部など10学部14学科で実施され、全体で108人の募集に616人が出願し、82人が合格した。
また、16年度特色入試では、工学部の地球工学科、情報学科、工業化学科で国際科学オリンピックの出場を出願要件としていたが、志願者は情報学科の1人のみ。大学側は見直しを行い同条件削除の緩和策を採った。医学部医学科と薬学部薬科学科の出願要件の一つ、英語外部試験についても利用できる種類を増やし、志願しやすい条件になった。17年度入試からは農学部5学科が、18年度入試からは薬学部薬学科と工学部建築学科、物理工学科が加わり全学部全学科で特色入試が実施される。
北野正雄理事・副学長は特色入試について「受験テクニックに頼る入試のあり方が学生や社会にも悪影響を与えている。今回の緩和で机の上の勉強に縛られずアクティブに動ける若者が増えてほしい」と話す。

【西崎啓太朗】

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