42年ぶり全日本 18位

11月2日に行われた第46回全日本大学駅伝に京都大が42年ぶりの出場を果たした。結果は25チーム中18位。創部以来2度目の快挙で注目を集めた京大。全国の舞台で走り、何を見いだしたのか。

 第7区を任された寶(たから)雄也(工・3年)は大学駅伝初出場。「緊張したが、雰囲気は楽しめた」と話す。たすきを受け取ったときには第8区の繰り上げが迫り、結果的にアンカーへたすきをつなげられなかった。リズムよく一定のテンポで走ることが持ち味だが、本番では「前半で飛ばしてしまい、後半に反動がきた」と苦い表情を見せた。

  第1区を走り区間4位となったエース平井健太郎(農・3年)は、「精神面や力量で上位の3人に劣った」と振り返る。それでも、区間賞を目標に掲げたエースの表情は爽やかだった。「悔しいが、自分の弱さを知ることができてよかった」と話した。

 日本学生対抗選手権で2位になったことにより注目された。「結果を出さなければ」という義務感が平井を追い込んだ。安心感を求めるあまり練習に没頭し、オーバーワークで疲労がたまり体調が悪化。「走る前から弱さが出ていた。長距離で大事なのはレースに挑む気持ち。これではまだまだ」。

 全日本で負けた上位3人は全員4年生のため今年が最後。「来年は自分が1番になる」と平井は言い切る。「関西を引っ張ることができるように。そして、将来は日の丸を背負って走る選手になる」。いずれは、駅伝界の先頭に立つ。熱い意気込みを口にした。

 全日本への出場が決定した後から、全国18位以上という目標がチーム内に浸透していた。関東の14校はレベルが違うことを自覚し、関西の大学で上位4校の立命館大、関西学院大、京都産業大、大阪経済大を崩そうと意識し始めた。大経大に勝てば18位。「大経大に絶対勝つという目標は達成できた」と平井は話す。

 今回は25チーム中18位だったが、区間4位になったエース平井の力が大きい。来年も全日本で走ると誓った京大は、チーム全体での成長が必要となる。

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