スーパーグローバル大学 学生支援 不安残る

 京都大は9月、文部科学省から「スーパーグローバル大学」として認定を受け、全国で13校のトップ型に選ばれた。採択されたのは「京都大学ジャパンゲートウェイ構想」。国際共同教育プログラム、ジョイント/ダブルディグリープログラムなどを実施する予定だ。

 同プログラムは意欲と能力のある学生に多くの機会を与え、世界と競えるトップクラスの人材育成を目指す。履修者は、京大が協定する世界トップレベル大学の教員から直接研究指導を受けることができ、留学の機会が増える。京大には2023年度まで毎年約5億円、合計約50億円の補助金が見込まれている。

 一方、学生への経済支援には不安が残る。京大の広報・社学連携推進室によると、2012年度の学部生の退学者数は103人で、うち経済的理由による退学者数は7人。文科省の調査では、2012年度に総合大学のほか短期大学や高等専門学校などを中途退学したのは全学生の2・7%にあたる約7万9千人。原因は、「経済的理由」が20・4%と過去最多となった。しかし、スーパーグローバル大学への補助金の利用について文科省は、「あくまで研究事業の奨励費。学生や研究生の奨学金に当てることは、現在は認めていない」と回答した。

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