41年ぶり 2度目 全日本大学駅伝出場

第46回全日本大学駅伝対校選手権大会・関西学連出場大学選考競技会が6月8日、西京極陸上競技場で行われた。京都大は4時間11分36秒のタイムで5位に入賞。11月2日に行われる第46回全日本大学駅伝本戦(名古屋市・熱田神宮—三重県伊勢市・伊勢神宮)へ最後の1枠に滑り込み、出場を決めた。1973年1月に実施された第4回大会以来、実に41年ぶりの夢が実現。京大史上2度目の本選出場に向け、加速する京大陸上競技部の選手たち。その舞台裏に迫った。

例年4枠だった関西地区からの出場枠が、5枠となった絶好の機会をものにした。おととし7位、昨年5位と成績を伸ばしてきた陸上部だったが4位以上の大学との間には大きな差があり、全日本駅伝出場は遠い目標とされていた。だが今年3月、高知県での合宿中に出場枠変更が伝えられた。

「シーズンに入る前の心の持ちようで順位が決まる。前回5位だからといって甘く見てはいけない」と主将の庄司真(医・4年)は当時の心境を語る。意識の変化はすぐに部内に広がった。近年初めて、「全日本駅伝出場」を部全体の目標として掲げた。部内での選考会を重ね、歴代最強と評されるメンバーを選出。10000mで京大歴代最速の平井健太郎(農・3年)を中心に万全の体制で臨んだ予選会では、全選手が自己ベストに近いタイムの走りを見せ5位。4位の大阪経済大との差も2分58秒に縮め、例年にない強さを感じさせた。

全日本駅伝本選に出場したことにより、部全体が1つ「カベ」を乗り越えたという庄司。これまで各種目内では「全国」を目標と掲げるものの、具体的にイメージできずにいた。今回の出場決定は「京大生でも全国レベルの学生と戦える」という自信を与えるものとなった。

半年後の本戦に向けさらなるレベルアップが必要だ。予選会の記録では関西地区トップの立命館大にも大きな差をつけられている。練習を重ね、どこまでタイムを伸ばしていけるか。半年間が陸上部の試練のときとなる。

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