昨季、1982年に関西学生野球連盟が創設されて以来初めてリーグ4位に浮上した京大。青木孝守監督は「1試合1試合勝っていくごとに勢いがつき、波に乗れた。ベンチ内外で一体になることができた」と振り返った。

 一方で課題も見えた。「リーグ戦を戦う中で他大学との力の差も感じた」と話す。春季キャンプでは課題を克服しようと、今まで練習メニューに入れていなかったウェイトトレーニングを新たに取り入れた。徳島県阿南市で2月18〜25日に行った春季キャンプでは打撃力向上のため各自500〜600本打ち込む日もあった。

 今季はチーム目標「リーグ優勝」に向かう。より一層、奮起の年となる。【浅田唯】

[おことわり]

この記事では学生の学年を、3月までの学年で表記しています。