昨季、持ち球のキレを武器に大活躍を見せた関大、高野脩汰投手(3年)。防御率をリーグ2位の1.01とした他、最優秀選手、最優秀投手、ベストナインの3冠を獲得した。アピールポイントは打ち取る野球。持ち球のストレートとスライダーを武器に打者を打ち取る。

 準優勝した第50回記念明治神宮大会では左肘の不安を抱えながら登板。「先輩のけがで自分が投げる機会が多くなると告げられ、覚悟と責任が芽生えた」と話し、エースとしてチームを引っ張った。

 昨季、防御率0点台にわずかに及ばなかったが「今季は0点台に乗せたい」と話した。また1試合10奪三振が目標。ラストイヤーとなる今季、彼の望みは「全国制覇」。チームの要として、大学野球の最後の年を「全国制覇」に懸ける。【浅田唯】

[おことわり]

3・4月号では学生の学年を、3月までの学年で表記しています。