【11・12月号掲載】世界初 同大とICC学術交流協定を結ぶ
同志社大法学部・法学研究科と国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)が学術交流協定を結び、同大の今出川キャンパスで11月1日、調印式が行われた。学生や教員が海外で法律や外交事務に触れる機会を増やし、国際化の進展と教育・研究の質の向上を図ることが目的。ICCと大学が学術協定を締結するのは世界初となる。
協定の締結により、学生のインターンシップや教員の受け入れの他、共同のセミナーやリサーチ・プロジェクトを実施する予定。同大は「双方のさらなる発展に向けて連携と協力を図っていく」としている。
同大は教育理念の一つに「国際主義」を掲げる。46カ国192大学(2019年4月現在)と大学間協定を結び、国内外の大学や研究機関と学生交換や共同研究を積極的に取り組んでいる。法学部長・法学研究課長の高杉直教授は「今回のICCとの協定を機に、学生がグローバルな視点を持ち、国際社会に貢献できる人物の育成につながることを願っています」と述べている。【川村仁乃】
コメントを残す