森なかまに所属する部員(提供)

 京都府立大の森林ボランティアサークル「森なかま」が、2018年10月に発表された「ウッドデザイン賞2018」のソーシャルデザイン部門コミュニケーション分野で受賞した。普段の活動やイベントへの出展で、木を活用することの大切さなどを発信してきたことが評価された。森なかまに所属する森下真衣さん(京都府大・4年)は「社会的に認められ、意味のある活動をしているという実感が持てた。関係者への感謝を忘れずにいたい」と話した。

 ウッドデザイン賞は木で暮らしと社会を豊かにする製品や取り組みを表彰し、国内外に発信するための顕彰制度。ライフスタイルデザイン部門、ハートフルデザイン部門、ソーシャルデザイン部門の3部門があり、四つの分野に分けて審査する。今回は393点の応募があり、189点を表彰した。

 森なかまは103人が所属している。月2回ほど同大生命環境学部附属演習林で間伐などをし、12月から2月ごろまではOBが所有する竹林も整備する。木工にも取り組んでいて、11月には旧雲ケ畑小中学校(京都市北区)で行われた京都大の山仕事サークル「杉良太郎(すぎよしたろう)」主催の「森の文化祭」に参加し、松ぼっくりや葉を使った木工体験ブースを設置した。松井絢さん(京都府大・3年)は「もっとイベントを企画したり、木材を利用して製品を作るサークルなどと連携したりして活動の幅を広げていければ」と話した。【冨成朋美】