猫に餌をやる代表の牛田雄大さん(提供)

野良猫被害の解決図る

 立命館大の衣笠キャンパスでは、構内に住み着く猫を管理するサークル「立命館大学猫の会 RitsCat」が活動している。地域と行政が連携して野良猫を管理し、殺処分以外の方法で野良猫による被害問題の解決を図る「地域猫活動」の理念に基づき、2011年から活動を開始。今年で8年目になる。

 1年生から4年生の約90人が所属し、構内の猫への餌やりとふん処理や避妊去勢手術、週1回のミーティングなどを行う。餌やりは毎日朝と夕方の1回ずつで、当番はシフト制で決めている。餌やりの際には、猫の状態をノートに記録する。また避妊去勢手術は構内の捕獲器で保護した猫を対象に、京都獣医師会の協力のもと手術を行っている。

 また京都大と同志社大との3大学で構成される動物福祉団体「KASP」としての活動も行う。全国の猫サークルや地域猫活動団体とのシンポジウムにも年1回参加しており、地域猫活動の広報や他団体との連携活動にも力を入れている。

 構内では、毎日約5匹の猫が餌を食べに来る。一般的な野良猫より人に慣れており、ベンチや道で寝転がる姿を見ることができる。刺激を与えなければ触れることができ、中には冬場に膝の上に乗ってくる猫も。

 代表の牛田雄大さん(立命大・3年)は、「当初は20匹ほどいた猫も、地域猫活動によって減ってきている。(猫に対して)愛情と責任感を持って、今後も猫を管理していきたい」と語る。【上田真友子】